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【ゴルフ部】生源寺プロ、さらなる高みへ

◆特別インタビュー◆2025JGTOツアー開幕戦「東建ホームメイトカップ」優勝、「JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品」 優勝祝勝会◆於・ホテルオークラ京都◆念願のツアー初優勝を含めた今年の活躍を祝福し、ゴルフ部OB・OG会主催により祝勝会が行われた。そこで、生源寺龍憲が特別に同志社スポーツアトムのインタビューに応じた。ゴルフ部への想いや後輩へのメッセージ、自身のこれからの目標を語る。

取材に応じる生源寺プロ

ーーまずどのような気持ちでツアーに臨まれましたか
 今年はツアー開幕する前にアジアンツアーに行きながら準備できてる状態で日本ツアーの開幕を迎えれたので、そこはスムーズにスタート切れたかなって思います。

ーーツアー開幕を迎えるにあたってどのような練習をしていましたか
 今年のオフはまとまった時間っていうのが少し取りづらくて、試合に行く実践をメインにやったので、がっつりトレーニングしたりっていうのはなかなか難しかったんですけど、シーズン中もトレーニングを継続していきながらの1年間だったので、ほんとに色々クラブを試すことだったり、あとは新しい技術をしっかり習得していくことだったりっていうところがメインだったかなと思います。

ーー念願のJGTOツアー初優勝を果たしましたがその時のお気持ちは
 やっぱりやっと勝てたなって思ったのもありますし、最終日が中心になって3日間で優勝が決まったんで、やっぱり4日間の試合で勝ちたいなっていうのが次は芽生えてきましたね。

ーー優勝につながった要因は
 やっぱりずっとオフの間だったり、アジアンツアーの方に海外の方に行ったりしながら感じた課題だったりに取り組んで、それが少しずつ改善されてきた結果だったかなって思います。

ーートップ選手が集まる中での優勝。周りの選手のことは意識していたか
 いや、あんまり。自分がいいプレーをすれば勝てるだろうって思っていました。

ーーさらに6月にはツアー2勝目をあげられました。開幕戦の勢いなどはあったのでしょうか
 うーん。いや、本当に3日間競技で初優勝だったんで、まぐれって言われたくなかったんで、早く4日間で優勝したいなって気持ちが強くて。まあ2勝目することができたんですごく良かったですね。

ーーツアー中に心がけていること、ルーティンがあれば教えてください
 やっぱり体調管理。よく寝てよく食べて、しっかり休憩もしながらやるっていうのが基本のスタイルです。

ーー普段の練習から意識して行っていることなどありますか
 練習の練習にならないように気を付けてます。やっぱり本番のための練習をするようにしてます。

ーーご自身の強みは
 強みは考えれること。トレーニングを何するかだったり、どんな練習をするかとか、なんか色々複雑な要素が絡み合って結果になってるんで、そこをどんどん紐解いていって、自分の中でしっかり理解したり納得しながらやっていくっていうところが強みだと思います。

ーー現在のご自身の課題、次のツアーに向けて取り組みたいことは
 やっぱりもっともっとトレーニングが必要だなって感じた1年だったんで、シーズンの終盤の方はなかなか余力がない状態でプレーしてたので、そこもう一回り、二回り自分が強くなっていければ、もっともっと有利に戦っていけるかなって思います。

ーー同志社大学ゴルフ部での経験がプロの世界で生きているなと感じる場面はありますか
 同志社大学時代に水巻プロと出会えたのがきっかけでプロを目指そうと思ったりだとか、あとは色々相談させてもらいながらツアーを戦ってるので、そこはすごく自分のキャリアにはすごいプラスになってます。
あとはやっぱりいろんなところに同志社卒の人がいるので、応援してもらえることもあるし、気にかけてもらえてるので、そこはすごくよかったなって思います。

ーープロゴルファーとしてはどんな選手になっていきたいか
 やっぱり上手い選手はたくさんいると思うんで、強いゴルファーになりたいです。
 
ーー生源寺さんが考える同志社大学ゴルフ部の強み
 ゴルフだけじゃなくてちゃんと考えて行動できるっていう学生が多いと思うんで、そこが同志社ゴルフ部の強みだと思うし、同志社でスポーツをしている人の強みなんじゃないかなって思います。

ーー同志社大学ゴルフ部のつながりは
 やっぱこうやった会を開いてもらったりだとか、あとツアーに応援に来てもらえたりだとか、そういったところですごく繋がりは感じてます。

ーープロゴルファーとしてはどんな選手になっていきたいか
 やっぱり上手い選手はたくさんいると思うんで、強いゴルファーになりたいです。

ーー後輩たちへメッセージ
 楽しく、真剣にゴルフに向き合ってもらったらいいかなって思います。

ーー最後に、ご自身のこれからの目標
 世界で通用するプロゴルファーになっていきたいし、たくさんいいニュースを届けたいなって思ってます。

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ありがとうございました。

(聞き手・内藤美紀、撮影・奥山璃子)

◆生源寺龍憲
(しょうげんじ・たつのり)
1998年5月15日生まれ。岡山県・作陽高校出身。162㌢、65㌔。同志社大学商学部2019年度卒業。

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