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【ゴルフ部男子】全国大会11位で幕を閉じる

10月25日から28日にかけて行われた常陸宮杯第 1 回全日本大学ゴルフ選手権競技。チームの代表5名が出場し、11位という結果で大会を終えた。

 「去年10位フィニッシュで1つでも順位を上げて終わろうというのが目標だ」[中尾(商4)]。全国の強豪校が数揃う中、高い目標を胸に大会へ望んだ。

 大会初日では多くの選手が思い通りの結果が出せなかったが、調子を取り戻した大会3日目。「3日目で全員がある程度良いスコアを出せたので、最終日にはみんな自信を持って挑める」(中尾)。12位タイと順位を上げ、最終日を迎えた。

ピンフラッグを見る森(経4)

 4年生は大学ゴルフ人生最後のラウンドで緊張感が漂う中、最終日はスタートした。ラウンドの先陣を切ったのは森。大会1〜3日目まで安定したスコアを残し、チームからの信頼は厚かった。「必死にしがみついて、頑張り続けられるのが自分の強みだ」。最終日も持ち前の粘り強さを生かし、安定感のあるプレーを見せ、36・35=71と好スコアを叩き出した。

ショットを打つ下園(経1)

 森を筆頭に、最終日でも多くの選手が好スコアを記録。合計スコアで順位を1つは上げたものの、昨年よりも良い順位で大会を終えることはできず、目標達成とはならなかった。大会後、「調子はあまり良くなくて、不安はあったが、夏からしっかり準備していたので、それを信じてやりきれた」と安堵の表情を見せた中尾。キャプテンとしてチームを支えてきた苦労が見えた。

左から監督、中尾

 キャプテンとして体育会男子ゴルフ部をけん引してきた主将中尾。実力でも態度でもチームで1番であるべく、努力を怠らない。しかし、時にはキャプテン業に難しさを感じることもあった。「熱量が個人で大きな差があり、試合に向けて同じ目標を持たせるのが大変だった」。全員が経験者でプロを目指している訳ではなく、それぞれが異なる価値観を持つ中、部として1つに取りまとめることが難しかったと胸中を明かした。

相手選手と拳を交わす中尾

 次期キャプテンは藤山(商3)が務める。「みんなについてきてもらえる人を目指して欲しい」(中尾)。男子ゴルフ部の未来は中尾から藤山へ襷が渡った。来季、新チームとして活躍する姿が待ち遠しい。(文責、撮影・西川真司)

4年生の皆さん、お疲れ様でした。

【大会スコア詳細】

1日目

森38・35=73

中尾40・37=77

藤山45・44=89

西山39・41=80

下園37・39=76

2日目

森37・37=74

中尾36・37=73

藤山32・40=72

西山38・38=76

下園36・38=74

3日目

森35・38=73

中尾34・35=69

藤山38・39=77

西山36・38=74

下園36・34=70

4日目

森36・35=71

中尾36・39=75

藤山36・35=71

西山36・37=73

下園35・34=69

Ground Total 1169

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