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【体操競技部】成長と課題見えた全カレ

8月19日、四日市市総合体育館(三重県)で第76回全日本学生体操選手権大会が行われた。同志社からは西川(商2)が出場した。

縮こまらずに自分らしく大きく演技することを意識した今大会。ゆかから西川の競技が始まった。1コース目の技を成功させ、その後も躍動感のあるジャンプとステップで観客を魅了。2コース目の着地も成功し勢いに乗る。最終コースではロンダード1回半捻りを披露。しかし、「体力が十分に残っておらず着地が低くなってしまった」。と悔いが残る演技となった。

ゆか演技中

2種目目の跳馬では屈伸ツカハラを披露。入りの足割れなど細かい部分の減点はあったものの、完璧な着地を見せ11.666をマークした。良い流れのまま迎えた段違い平行棒。倒立での静止を決め調子を上げる。着地も決まり、ミスなくまとめた西川は笑顔を見せる。

段違い平行棒演技中

ここまで大きなミスなく迎えた最終種目の平均台。一番最後ということもあり緊張の中演技を始める。前方ブリッジ上がり失敗、バク転宙返りでの落下などミスが相次ぎ、思うように技が決まらない。中盤の側宙を成功させたものの、降り技の着地が乱れ得点は伸びなかった。

平均台演技中

「夏休みに入り、1人での練習が多くモチベーションを保つのがしんどかった」。全体的に満足いく演技が出来ず悔いが残る結果となった。しかし、大きな舞台での挑戦的な姿勢は西川を成長させたに違いない。今後は「足りない部分のトレーニングを行い、難易度の高い技を披露したい」と語り、より一層練習に励む。【家村有多・林康陽】

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