ハンドボール部(女子)
HEADLINE

【ハンドボール部女子】春季リーグ勝利で開幕

 4月8日から関西学生ハンドボール連盟春季リーグ1部が開幕する。全インカレへの切符を逃した昨シーズンでは、リーグ戦での一勝、一点がどれだけ重要であるかを痛感。今年こそ目標である全日本ベスト8を叶えるべく新チーム全員で奮闘する。
 開幕初日、天理大との一戦が大阪体育大学にて行われた。中盤敵のペースで試合が進むも、最後までリードを譲らず23-19で白星を掴んだ。

円陣を組む佐藤組

 試合を動かしたのは天理大。勢いあるオフェンスに戸惑うも、相手ボールをよく見たディフェンスでミスを誘い込む。「DFしてて、ひとりひとりが前に出る意識が持てていて、連携したプレーができた」(佐藤)。ハイプレッシャーで相手の得点を阻み隙をついた攻撃でリードを続ける。試合をけん引したのは今年ラストイヤーとなった南川。前半終盤でも得意のロングシュートを決め12-10で前半を終えた。

サイドシュートを放つ山道(スポ2)

 2得点差で迎えた後半戦。攻め続けるもそれ以上の得点差を広げられず一時は窮地に追い込まれる。しかし前半戦に続きディフェンスで主将を中心に相手オフェンスへの対応を見せ、思い通りの攻撃を許さない。ペナルティシュートをはじめ、繋いだパスを着実に決めることで安定したプレーを見せる。終盤、連続得点を重ね23-19で勝利し、春季リーグ好調な滑り出しとなった。

ペナルティシュートを決める南川(スポ4)

「ベンチもコートも全員が心を一つに勝ちにこだわれた」(佐藤)。競った展開でも自分たちの戦い方を徹底し、攻守で我慢強さを見せた。次戦に向け、「勝ちます!」と堂々とした意気込みを語った主将。目の前の一戦と向き合い飛躍する佐藤組に期待が高まる。(長瀬来瞳)

笑顔を見せる佐藤組

ページ上部へ