ハンドボール部(女子)
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【ハンドボール部女子】拮抗した展開の末勝利

5月6日、関西学生ハンドボール部春季リーグ戦1部が山城総合運動公園(京都府)で行われた。相手は春リーグ2勝3敗の戦績の近大。最後まで結果が分からない拮抗した戦いとなったが、同志社が粘りを見せ30対29で勝利を収めた。

円陣を組む同志社

先制点を近大に奪われたが、すぐに南川(スポ4)が得点を返し、点の取り合いが続いた。前半7分、山道(スポ2)の得点で勝ち越し、同志社が流れを掴んだように見えた。しかし、相手も負けじと食らいつき、前半10分に再び同点に。近大がペースを取り戻し、そこから連続得点でリードを許した。さらに前半20分、同志社にイエローが出ると試合の主導権を握られる。同志社も奮闘したが、13対16と3点ビハインドで前半を終えた。

シュートを放つ鍋島(商1)

「ディフェンスをしっかり固めることと、ノーマルシュートを決め切る」(佐藤・スポ4)。ハーフタイムで今一度意識することをチーム内で話し合い後半を迎えた。堀(スポ健・3)が速攻で先制点を奪うと、そのまま立て続けに得点。後半2分半には逆転に成功した。逃げ切りたい同志社だったが、後半15分、反則により一時的に2人少ない不利な展開に。その隙に一気に1点差まで持ち込まれ、後半21分には逆転された。後半24分、篠原(スポ健・1)の得点で再び逆転するも、両者一歩も譲らない、手に汗握る展開に。後半28分に得点を許し、1点差で相手ボールとなった。しかし、最後は同志社が粘りを見せ得点を防ぎ試合終了。30対29で勝利を収めた。

得点を決めハイタッチをする山道(スポ1)と今谷(スポ2)

インカレ出場のためには、ここからの負けは致命傷となる。「ここから勝ち切らないと関西ベスト4にはいけないと思う」(佐藤)。今試合で露呈した、ディフェンスの連携などの課題を修正し、関西ベスト4に向けて、走り抜ける。(長瀬来瞳)

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