9月16日、近畿大学記念会館(大阪府)にて、天理大戦が行われた。互角の戦いから始まった前半戦の一方で、後半戦は相手を圧倒し連続得点。大差をつけ、34-27で勝利を収めた。
円陣を組む同志社
開始2分、今谷(スポ2)が試合を動かした。「全開、大差で勝利した相手から点差を離せず焦っていた」(佐藤・スポ4)。流れを掴むことはできず、接戦を繰り広げる。前半13分にはペナルティにより、数的ビハインドに陥るも、堀(スポ3)を筆頭に粘り強さを見せつける。積極的なパスカットを攻撃の起点に得点を重ね、15-13で試合を折り返した。
シュートを放つ鍋島(商1)
迎えた後半戦。「同志社らしいプレーが発揮できた」(佐藤)。ミスが目立った前半戦に対し、オフェンスで力を発揮。仲間同士で声を掛け合い、後半21分からルーキー葛谷 のジャンプシュートを機に7連続得点を獲得。自陣に流れを呼び込み相手を圧倒する。同志社の強みである層の厚さを発揮し、その後も得点を重ね34-27で白星をあげた。
ジャンプシュートを決める南川(スポ4)
「全員が活躍するプレーがしたい」(佐藤)。1年生から実力者を揃える佐藤組。誰が出ても活躍できる組織を目指し今も奮闘中である。全日本インカレに通用する実力を着実につけ、飛躍する同志社に期待が高まる。(撮影・小野里律子、文責・長瀬来瞳)