ハンドボール部(女子)
HEADLINE

【ハンドボール女子】白星飾るも課題残す

 5月4日、2024年度関西学生ハンドボール春季リーグ戦が桃山学院大学(大阪府)で行われた。相手は関西福祉科学大学。前半は圧倒的な点差をつけたものの後半は点を取って取られる試合が続いた。しかし同志社は最後まで粘りを見せ、26対21で白星を飾った。

円陣を組む同志社


 前半22秒、試合開始早々、先制点を今谷(スポ3)が決めると流れは同志社に。確実にシュートを決め、連続6得点を獲得。焦りを見せた福科大は前半8分にタイムアウトを要請。タイムアウトをきっかけに福科大の反撃が同志社を襲うかと思われたが、前半11分、篠原(スポ2)が力強いシュートで連続4得点を挙げ、15分の時点では10対0と相手に得点を1点も与えない試合展開を作り上げた。その後、7得点を献上されるも14ー7で前半を折り返す。

ハイタッチをする鍋島、川野


 迎えた後半。後半は前半のように同志社ペースで試合を運ぶことはできなかった。
「試合の出だしはこれまでの試合よりも良く、同志社ペースで試合を運ぶことができていたが、途中オフェンスでのミスが増えたり、相手の7人攻撃に対して修正しきれなかった」(堀)。と試合を振り返る。後半3分には、堀の速攻でチームを勢いづけるもその後は相手の猛攻を止めることができない。点を取って取られる試合展開が続いた。シュートまでのパスは繋ぐものの、相手の固いディフェンスで得点には至らず。後半10分には川野(スポ3)が退場。5人での試合を余儀なくされる。しかし、主将としての意地を見せつけた堀(スポ4)が後半12分にサイドシュートを放つ。さらにペナルティーシュートを確実に決め、失速することなくリードを守るがなかなか点差を広げることができない。その後は同様な試合展開を繰り広げ、26ー21で試合が終了した。勝利を収めたものの、オフェンスミスなどの課題が多く見つかった今試合。小さなミスをなくし、次戦はもう一段階チームとして成長する堀組へ。同志社らしいプレーを見せつけろ。(撮影・文責 小野里律子)

ページ上部へ