令和6年度関西学生ハンドボール秋季リーグ戦
10月6日、武庫川女子大学にて令和6年度関西学生ハンドボール秋季リーグ戦が行われた。同志社はびわこ大と対戦。「勝って終われるように自分たちの課題を見直し、やるべきことを徹底してコートに入った」(掘)。秋季リーグ最終戦を白星で終え笑顔で締めくくるべく、選手全員が総力を挙げて最終戦に挑んだ。
しかし結果は前半から拮抗した戦いが続くも、接戦を制せず22ー24で敗北を喫した。
前半56秒、葛谷のシュートで試合が動いた。同9分に鍋島がサイドシュートを放ち、続く同11分にも今谷が点を重ねる。しかし、その後同志社の反則でペナルティを許し連続2得点を献上。互角の戦いが続いた。小さなミスを減らし、シュートを確実に決め徐々に得点を得たい同志社であったが、ターンオーバーのミスが誘発。さらに相手の強いディフェンスにのまれなかなかシュート繋げることができないまま前半を8-12で折り返した。
4点ビハインドで迎えた後半。後半2分に矢田がロングシュートを決めチームを勢い続ける。同3分にはテンポのよいパス回しが続き、今谷から受け取った鍋島がネットを揺らす。しかし、相手の猛攻も止まらず点をとってとられる試合が続いた。チームの中核を担う葛谷が相手を翻弄するパスを出すなど負けじと食らいつく。同8分から鍋島、川野と連続3得点を獲得し、15-16と1点差まで点差を縮めた。なんとか追いつきたい同志社であったがターンオーバーが続き、同11分には反則でペナルティを許す。しかし、同13分に矢田が速攻で点を決めると鍋島も続き17-17と同点に追いつく。選手の顔つきが変わり、試合は熱戦に。その後2得点を許し、果敢に攻めた同志社であったが点を離すことができない。オフェンス面でのミスも相まり、そのままリードを許してしまった。「同点に追いついた時点で本来ならここから点をとって相手を離すべきだった」(堀)。時間は過ぎていき最後まで勝ち切ることができないまま接戦を制せず22-24で試合終了。
秋季リーグ戦を白星で終えることはできなかったものの収穫を得た今リーグ戦。「ひとつひとつリーグででた課題を修正し、笑顔で集大成を飾りたい」(堀)。4年生にとって最後の試合となる11月に行われる全カレに向けて全員が闘志を燃やす。(小野里律子)