ハンドボール部(女子)
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【ハンドボール部女子】強豪相手に敗北し連勝断ち切る

関西学生ハンドボール春季リーグ戦

 4月26日、関西学生ハンドボール春季リーグ戦が天理大学(奈良県)で行われた。3戦目は武庫川女子大と対戦し、24ー33で敗北し、連敗を断ち切り悔しい結果となった。前半の序盤、同志社の猛攻でリードするも終盤には相手からの猛追を受け逆転される。16ー15と1点ビハインドで後半に折り返した。後半では、相手ペースに終始のまれ最後まで反撃できず黒星となった。

サイドシュートを放つ篠原

 前半1分に先制点を献上すると立て続けに失点。負けじと今谷(スポ4)がサイドシュートを決め反撃する。同8分、葛谷(スポ3)がパスカットに成功し敵陣へ。こぼれたボールをすかさず拾い、篠原(スポ3)がネットを揺らした。この2得点目をきっかけに連続得点を奪取。同志社が目指しているディフェンスからの速攻で点を決めるプレースタイルを見せ逆転した(5ー3)。しかし、相手も黙ってはいなかった。すぐさま同点に追いつかれ試合はふりだしに。「ディフェンスの部分はできてるとこもあったけどまだ足りないこともあった」榎本(スポ3)。同点16分、自陣で相手の反則から再スタートすると一気に敵陣へと走る。相手ゴールキーパーとの1体1を制した。その後も点をとってとられる白熱した試合が続き15ー16の1点ビハインドで前半を終えた。

ボールを持つ山道

 なんとか巻き返しを図りたい同志社。迎えた後半では武庫川女子大の猛攻が始まった。大きな声援が体育館が響く中、その雰囲気にのまれてしまう。途中、タイム要請をし立て直すも厳しい時間が続いた。同8分、山道(スポ4)からパスを受け取った田村(スポ4)が速攻で得点を重ねる。その後ペナルティーシュートを獲得し少しずつ点差を縮め、反撃した(18ー25)。しかし敵陣深くまで攻め込み、シュートのチャンスを掴むも相手キーパーの好セーブや相手の堅いディフェンスに逆らうことができずなかなか点を決められない。「負傷者がでたり、オフェンスが機能しなかった」(榎本)。最後まで諦めず意地を見せる同志社。だが格上相手を攻略することはできず33ー24で敗北を喫した。

 開幕戦から2連覇を飾っていた同志社だったが、果敢に挑むも敗北し連勝を断ち切り悔しい結果に。しかし強豪相手に屈することなく、最後まで粘りを見せた。この結果を強く受け止め、次戦こそは白星獲得へ。「勝ちにこだわる試合をしたい」(榎本)。リベンジを図り同志社らしい最高のプレーを体現し、コートを走りきれ。(文責・撮影:小野里律子)

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