ハンドボール部(女子)
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【ハンドボール部女子】逆転負け許した

 関西学生ハンドボール春季リーグ戦

 4月27日、関西学生ハンドボール春季リーグ戦が関西大学(大阪府)で行われた。昨日と引き続き連戦となった今日の試合の相手は関大。序盤からリードを守っていていた同志社だったが後半にまさかの逆転負け。21ー23で惜敗に終わった。

 試合を動かしたのは同志社。しかしすぐさま1点を献上。試合開始直後から一進一退の攻防戦が繰り広げられた。同6分、エースの葛谷(スポ3)が立て続けにロングシュートを放ち、チームを一層勢いづけた。さらには同7分にも山道(スポ4)の相手の隙を突いた鋭いパスボールに対応した葛谷がゴールを決める。「オフェンスもディフェンスもうまくいっていた」榎本(スポ4)。上々の立ち上がりを見せた同志社だったがここから関大の猛追が始まる。同13分には反則を犯しペナルティーシュートを与えるなど小さなミスが目立った。互いに一歩も譲らない拮抗した展開に。その中、意地を見せる同志社は負けじと食らいつく。同18分、鍋島(商3)が速攻で点を決めるとすぐさま自陣へ。熾烈な戦いが繰り広げられる中ロングシュートで決めたのは今谷(スポ3)。得点源としてチームの司令塔を担う彼女は何度も暗黙な雰囲気を断ち切った。粘りを見せた同志社は前半を14ー11で逃げ切る。

パスを出す葛谷

 迎えた後半、同7分に14点目を許すと立て続けに3失点。あっけなく同点に追いつかれた(16ー16)。さらにまたも3分後に速攻を決められついには逆転を許す。焦りを感じた同志社はタイムアウトを要請しチームの再出発を図るも、相手の歓声やムードにのまれた同志社はミスを誘発。敵陣に攻め込みシュートのチャンスを何度掴むもネット外やポスト、相手キーパーの好セーブにより不発に終わった。オフェンスの部分で点を決め切ることができず様々な課題が露呈。「追いかける展開になったときにミスか増えてしまう」(榎本)。その中でも同18分、山道が相手ディフェンスを華麗なステップで交わし技ありなサイドシュートを放つ。

緊迫した雰囲気の中、試合を見守る選手たち

 少しずつ点差を縮めたい同志社だったが関大の猛攻を止めることはできず追いかける展開に。序盤の大きく開いた点差を縮めることはできないまま21ー23試合終了の笛がなった。
 悲劇の逆転負けを許した同志社。チャンスをものにできない課題が浮き彫りとなった今試合だった。しかし下を向いてはいられない。目標としている「勝ち切るチーム」へ。残された時間を有意義に使い、次戦の強豪相手である大阪体育大に立ち向かえ。(文責・撮影:小野里律子)

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