
2025年度関西学生ハンドボール春季リーグ戦
5月17日、関西学生ハンドボール春季リーグ戦が京都産業大(京都府)で行われた。リーグ最終戦はびわこ成蹊スポーツ大との激突。春季リーグ戦を笑顔で締めくくるべく、チーム一丸となって挑んだ。結果は26ー22で勝利し、最終順位は4位に終わった。

先制点を決めたのは葛谷。その後すぐさま失点するも鎌倉(社3)、矢田(スポ2)が続くように得点を重ねる。5点を追加し流れは一気に同志社に。同18分、相手の守備を押しのけ葛谷が速攻を放つ。さらには華麗なパス回しで敵陣へ攻め込むと最後にパスを受け取った篠原(スポ3)がサイドシュートでネットを揺らす。ディフェンスからの速攻で点を決めるという同志社らしいプレーを見せつけた。しかし、気を緩めることはできない。同25分に7mスローを与え、同点に追いつかれてしまい一時暗黙な雰囲気に(11ー11)。「冷静に落ち着いて1点ずつ積み重ねた」(葛谷)。前半終了まで残り5分となったがなんとか2点を追加し13ー11でリードを守りきった。

続く後半。試合を動かしたのは同志社。ラストパスを受け取った川野(スポ4)が決めた。さらに今谷(スポ4)も続きディフェンスからの速攻につなげロングシュートを放つ。上々の立ち上がりを見せ、主導権を握った。同8には相手の反則を誘い7mスローを獲得。得点のチャンスを着実に勝ち取る。その後に相手からの猛追を受け、激しい攻防戦が繰り広げられた。同14分、今谷が相手の堅いディフェンスを交わし速攻を決める。メンバーチェンジを頻繁にするも全員が声を出し得点につなげるという理想的なゲーム展開となった。キーパー・榎本の好セーブが光るなどとベンチからの応援が体育館に鳴り響く。「チーム全員が走り切れたことが勝因」(榎本)。チームの団結力を大いに発揮し試合は26ー22で終了。春季リーグ戦最終戦を笑顔で締めくくった。
最終結果は5勝4敗と4位に留まった。目標であった3位には達成することができなかったものの9試合を終えて様々な収穫を得た。8月に控える西日本に向けてチーム全員がさらなる磨きをかける。(小野里律子)
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