ハンドボール部(女子)
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【ハンドボール部女子】接戦制せず黒星

関西学生ハンドボール秋季リーグ戦

 関西学生ハンドボール秋季リーグ戦が関西福祉科学大学(大阪府)で行われた。同志社は強豪関学大と激突。

ディフェンスをする山道(スポ4)

 前半からクイックスタートを駆使し、早い試合を展開していく両チーム。前半は相手ペースで試合が進んで行き、思うようにプレーができないなか、11分には12番榎本(スポ4)のセーブからの速攻で9番篠原(スポ3)が得点。しかし、相手からのパスカットが目立ち、ミスを連発。前半合計で相手に速攻を8本決められ、12-18の大差をつけられて前半を折り返す。

シュートをする鎌倉(社3)

 「パスカットでのミスを減らして、シュートでなるべく終わろうっていう意識を心掛けていた」(榎本)。ハーフタイムにはチーム全員で話し合いをして迎えた後半。開始から攻めの姿勢を見せ続けた。後半2分には11番今谷(スポ4)が体を張ったプレーで7mスローを獲得し、相手を2分間退場させる。このボーナスを14番矢田(スポ2)が落ち着いて決め、チームに流れをもたらした。その後も同5分に10番鎌倉の体を張ったポストシュートや同10分の速攻からアウト方向に走り込んだ3番川野(スポ4)の得点が光った。同13分、15分には12番榎本のビッグセーブも飛び出し、追い上げムードをさらに強める。前半とは打って変わって、同志社ペースで得点を伸ばしていき同29分には12番榎本のセーブからのオフェンスで14番矢田が得点を決め同点に追いつく。今試合で最高潮の盛り上がりを見せるも、試合終了間際に相手の崩しにあい、ポストシュートを決められ、強豪相手に一歩及ばず29-30で敗北を喫した。

喜びを見せる選手たち

 最終戦を残し、秋リーグ4位を決め、全日本への最後の切符を掴んだ同志社。「最後いい形で終われるように頑張りたい」(榎本)。秋リーグを笑顔で終わり、全日本への弾みをつけろ。(文責:玉川宗二郎、撮影:小野里律子)

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