10月8日、関西学生ハンドボール部秋季リーグが関西福祉科学大学体育館(大阪府)にて行われた。相手は武庫川女子大。練習の成果を活かし、強豪相手に必死にくらいつくも、猛攻を止めることができず19-33で敗北を喫した。
「攻めが速い武庫川に対して、自分たちが消極的に下がるのではなく、積極的に当たりに行くディフェンスをする」(村井・スポ4)。対策通り、相手の攻めにも、ハイプレッシャーをかけたDFで速攻に繋げる。前半9分で4-5と一点差で拮抗した試合展開となった。
しかし相手の素早い速攻を止めることができず、前半17分に11-6と大きく突き放されタイムアウトを要請。タイムアウト終了後、立て続けに3点を奪う。立て直したように見られたが、武庫川が再び流れに乗ると連続で得点を奪われ10対19で前半を終えた。
迎えた後半。50秒で相手に点を奪われ、そのまま試合が相手ペースで進んだ。途中宇都宮(スポ2)の好セーブが続き、そのまま佐藤(スポ3)のシュートで連続得点は阻止するなど好プレーも見せたものの、点差はさらに広がり、一時は18点差まで広がった。しかし、同志社は諦めることなく着実に得点を重ねた。少しずつ点差を縮めたが大きく開いた点差を逆転することはできず19-33で試合は終了。痛い黒星となった。
「自分たちが力を出しきれなかったのが敗因」(村井)。試合を想定した練習を行なったものの、本番で出し切ることができなかった。「全員が本気で練習に取り組まないといけない」(村井)。残された試合で確実に勝利を重ねるために、チーム一丸となって着実に勝利をつかめ。(長瀬来瞳)