ハンドボール部(男子)
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【ハンドボール部男子】春リーグ初白星!

 4月23日、関西学生ハンドボール部春季リーグ第3戦が関西福祉科学大学(大阪府)にて行われた。相手は春リーグ1勝1敗の戦績の福科大。昨シーズンに3点差で敗北を喫した相手に、意地を見せ32対26で春リーグ初勝利を収めた。

試合後の選手たち

 開始から上々の立ち上がりを見せた同志社。開始早々点を決めるとそのまま5連続得点をあげた。「メンバー外の応援団が一番盛り上げてくれた」(新垣)。ベンチ外の選手からの大きな声援に後押しされ勢いを止めることなく前半が終了。17対8と相手を大きく突き放し9点リードで後半を迎えた。

キーパー大森(商4)

 勢いそのまま逃げ切りたい同志社。しかし先制点を奪われ、徐々に福科大も流れをつかみ始める。同志社も負けずとシュートを繰り出すが相手の好セーブが得点を阻みなかなか得点につながらない。「体力不足がミスにつながった」(新垣)。同志社の課題である選手層の薄さにより、後半も前半と同じメンバーが出場。スタミナ切れと相手の好セーブが相まり2点差まで点差を縮められた。しかし相手の退場によるキーパー不在の隙をつき、梅村、市場(商2)と続きロングパスで2連続得点を決めると調子を取り戻す。流れをつかんだ同志社は主導権を握り、最終的に6点差をつけ32対26で試合が終了。春リーグ初勝利をつかんだ。

シュートを打つ梅村(商4)

 大敗し重い空気が漂った先週から、大きく雰囲気が変わった同志社。「応援団に助けられた」(新垣)。短期間での技術面の成長は難しいが、雰囲気は意識次第で変えられると全員で意思統一をして試合に臨んだ。後半スタミナ切れが目立ったものの、コート内の選手をベンチ外の先週全員が大声で奮い立たせた。チームが得点する度に会場に歓声が響き渡り、選手も声援に応えるように得点を重ねた。今試合のMVPはベンチ外の選手と振り返った新垣。まさに全員でつかみ取った春リーグ初勝利だ。

声援を送る選手たち

 次戦の相手は天理大。「やるからには勝ちたい」(新垣)。勢いを落とすことなく全勝すべく、残されたリーグ戦をチーム全員で駆け抜ける。(柴田菜々子)

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