ハンドボール部(男子)
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【ハンドボール部男子】立命大に圧勝し手応え得た

関西学生ハンドボール春季リーグ戦 

 5月5日、関西学生ハンドボール春季リーグ戦が関西学院大学総合体育館(兵庫県)で行われた。相手は昨年の秋季リーグ戦第二部で1位の立命館大学。入れ替え戦で、勝利し今年度から一部に昇格した勢いある相手だ。「春リーグも後半戦に入り、ここからは負けられない」(上村・スポ4)。と、気を緩ませることなく臨んだ。試合開始から同志社の攻撃が炸裂し相手を圧倒。20-11の大幅リードで前半を折り返すと、後半も流れを渡すことなく32-19で圧巻の勝利を収めた。


 前半1分、速攻で上村(スポ4)が先制点を決めると、声をあげ、ガッツポーズを見せ喜びを表した。

続くように、松下(スポ4)がサイドシュート、工藤(政策1)がロングシュート、さらに松下(スポ4)が速攻で、点を決め4-0と相手を突き放す。前半5分、立命大がタイムアウトを要求。

「ディフェンスからの速攻が速くできたのが良かった」(上村・スポ4)。相手のタイムアウト要求に選手たちは拍手で喜びを表した。
 タイムアウト明けも、同志社の勢いは止まらない。前半9分、市場(商4)の的確なパスを受けた井上(政策4)がポストの位置でシュートを決め、3連続得点目をあげる。(7-1)。

その後1点を失点するも、すぐに市場(商4)がロングシュートを決め取り返す。また、コートを広く使い、息の合った巧みなパス回しで相手を翻弄(ほんろう)。また、キーパー・谷口(商4)が大活躍を見せる。幾度となく相手のシュートを止めると、速攻での得点に繋げた。そして前半21分、同志社側の反則で相手に献上した、1対1の7mスローを止めると、会場は一際盛り上がりを見せた。


 前半の終盤で、相手も反撃を開始するが、取られたら取り返し、流れを渡さない。そのまま前半が終了し、20-11のリードで前半を折り返した。「オフェンスのミスを減らそう」(上村・スポ4)。後半も前半と同じような流れを継続できるよう、ハーフタイムで話し合った。
 続く後半、課題としていた後半の入りも克服。市場(商4)が速攻で決めた後、松下(スポ4)がサイドシュートを決めるなど、同志社の流れを継続させた。後半9分、同志社側の反則により相手に7mスローを献上するも、キーパー・谷口(商4)が1対1のペナルティーシュートを見事に阻止すると、歓声が上がった。その後も、向井(スポ3)が2連続、ロングシュートを決め上村(スポ4)や水谷(商3)がサイドシュートを決め切るなど、同志社の多彩な攻撃で相手を圧倒した。さらに、後半21分には三宅(政策1)がロングシュートと、相手の隙をつくステップシュートを決めるなど、1年生ながらも活躍。選手層の厚さをみせつけ、32-19で勝利した。
 「自分たちが目指していたゲームができた。これをいかに再現性出してこの後3戦続けていけるか」(上村・商4)。応援も含め、チーム一丸となって戦った今試合。目標としていたベスト4に大きく近づいた。次戦の相手は天理大学。「侮ることなく自分たちのディフェンスと攻撃で今日みたいなゲームをしたい」(上村・商4)。連勝を飾るべく、強気で挑む。

(撮影・文責、木田恋菜)

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