ハンドボール部(男子)
HEADLINE

【ハンドボール部男子】九共大に勝利し全日本インカレ出場に王手

令和7年度西日本学生ハンドボール選手権大会

試合前の様子


8月13日、令和7年度西日本学生ハンドボール選手権大会2日目が福岡市総合体育館で行われた。
リーグ2戦目の相手は松山大学。勝てば予選リーグ突破がかかる大事な一戦となった。「自分をどこまで信じれるか。チーム一丸となって、インカレ出場をここで決めていきたい」(北村・経4)。松山大のフローターのシュート力を、固いディフェンスで抑えた同志社。結果は33-18の大差で勝利を収めた。

ハイタッチを交わす(左から)向井(スポ3)、熊澤(文情3)
 試合開始から同志社の攻撃が炸裂した。前半1分、鎌倉(生命医科1)が相手をおしのけ先制点を決める。

シュートを決める鎌倉(生命医科1)

続いて、市場(商4)がゴールポストに当たったルーズボールを逃さず拾いシュートを決めた。さらに、前半3分熊澤が高身長を生かしたロングシュートを決め点を重ねる。前半4分には間瀬(スポ2)がポストの位置でシュートを決めると同時に相手の反則を誘うことに成功。勢い付けるとともに、全身で喜びを表した。

シュートを放つ間瀬(スポ2)

前半6分、市場(商4)がパスカットからの速攻でシュートを決め、同志社は怒涛の5連続得点を挙げた。(5-0)

シュートを決めガッツポーズをする市場(商4)


 試合の主導権を握った同志社。前半10分、松山大がタイムアウトを要求した。その後、松山大が7人攻撃の体制をとるも、焦りを見せることなく対応。前半18分と19分にはキーパー・谷口(商4)が1対1のシュートを止めると、笑顔を見せ観客を沸かせた。

観客にパフォーマンス見せる谷口(商4)


 前半の終盤には、井上(政策4)がペナルティシュートを確実に決める。その後、エンプティシュートを3連続で決めチャンスを逃さず相手を圧倒した。「ディフェンスがすごく機能していた。相手の7人攻撃にも向井(スポ3)が要となって修正してくれた」(上村・スポ4)。そのまま勢いを落とすことなく18-7で前半を折り返した。

ハーフタイムでアドバイスする上村(スポ4)


 続く後半。後半8分から9分にかけ松下(スポ4)、水谷(商3)、平(商4)が速攻でシュートを決める。

目標に掲げていた固いディフェンスからの速攻での得点が続いた。また、1年生ながら後半15分にはスタメン出場の鎌倉(生命医科1)、19分には途中出場となった三宅(商1)が得点。フレッシュなメンバーが活躍を見せた。終始、流れを渡すことなく33-18で勝利。リーグ戦突破がかかる、大事な一戦を危なげなく制した。

試合後の様子


 「控えのメンバーが出ても50分通して同じ質を保てたのが良かった。オフェンスも鎌倉(生命医科1)が起点となって活躍してくれた」(上村・スポ4)。ディフェンスもオフェンスも噛み合った良い試合ができたと主将・上村は振り返った。
 次戦の相手は中部大学。「勝って全日本出場を決めたい」(上村・スポ4)。強固なディフェンスを武器に全日本インカレ出場に向け果敢に挑む。

(撮影・文責)木田恋菜

ページ上部へ