第71回関西学生アイスホッケーリーグ戦
10月6日、滋賀県立アイスアリーナで第71回関西学生アイスホッケーリーグ戦が行われた。4回戦目となる今試合は京産大との対戦。怪我で欠員が多い中、8−2で圧倒的強さを見せつけた。
開始50秒、八巻(法2)のアシストで金山(商3)がシュートを決めると、再び同3分に加藤(法3)と八巻により金山が連続でゴール。開始早々、2点を先制する好調な滑り出しを見せた。敵陣にパックを持ち込むも、決定打が出ず追加点を稼げない。同6分、7分には相手チームがパックを奪い、ゴールに押し込まれた。「詰めが甘かった」(金山)。悔しくも同点に追いつかれ、振り出しに戻る。試合後半、得点板は動くことなく、拮抗(きっこう)した展開が続いた。静寂を破ったのは阿部(商2)。仲間からのパスを受けると、そのまま隙を狙ったシュートを打った。そのまま1点リードで第2ピリオドへ進んだ。
第2ピリオド開始から同志社が主導権を握った。開始1分にに金山、八巻のアシストで加藤がパックを持つと、勢いよくシュート。追加点を挙げると、流れを呼び込んだ。幾度もシュートを試み、自陣にパックを持ち込ませない。同11分に続けて八巻、同18分に加藤が仲間からのパスを受け、得点を決めた。粘り強いディフェンスで、相手に追加点を許すことなく6-2で第3ピリオドへ。
続く第3ピリオド、開始2分に奥田(文2)がペナルティーで数的不利な状況に陥るも、積極的な攻撃でシュートチャンスを生み出す。同7分に相手がペナルティーで退場すると、好機をつかんだ辨野がパックを運び、追加点を挙げた。すると続けて同9分、阿部が相手ディフェンスを交わすと、本試合2本目のゴール。順調に得点を重ね相手を突き放した。試合は8-2で京産大に勝利。ここまでで3勝1敗という好成績を残した。
序盤に2得点を連続で決める活躍をした金山は「決め切ることができて嬉しかった。」と喜びを噛み締めた。「練習が結果についてきた」(加藤)。関大に敗北したものの、順調に勝ち点を獲得している。次に待ち構えるのは、龍谷大と関学大。日々鍛錬を重ねることを怠ることなく、チーム一丸となって頂きを勝ち取る。(文責・白川愛梨、撮影・元永侑里)