アイスホッケー部
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【アイスホッケー部】奮闘するも関大に及ばず

第72回関西学生アイスホッケーリーグ戦 上位戦

 10月25日、たかつきアイスアリーナ(大阪府)で第72回関西学生アイスホッケーリーグ戦の上位戦が行われた。上位戦初戦の相手は関大。「前回の課題点のフェイスオフ直後やコーナーからの失点を意識して修正に取り組んだ」(福井・法4)。しかし、強豪の壁は高く、2-5で黒星を喫した。

フェイスオフ中の阿部(商3)

 序盤から激しい激しい攻防が繰り広げられた。第1ピリオド開始5分、ペナルティで数的不利の状況から関大に先制点を許す(0-1)。村井(商2)が鋭い反応で好セーブを見せるも、同8分に再び同志社にペナルティが課される。守備に追われる時間が続いた。同14分、ゴール正面からシュートを決められ追加点を奪われる(0-2)。それでも数的不利の中、FW陣の辨野(法4)、阿部、福井を中心に果敢に攻め込む場面も見られた。「スコアチャンスもあり、良い流れで試合運びができた」(福井)。しかし得点にはつながらず、2点を追う形で第2ピリオドへ臨んだ。

パックを運ぶ大久保(法2)

 第2ピリオドも序盤から自陣での時間が続く。開始直後にはゴール前が混戦状態となり、ピンチを迎える。同4分に同志社、直後には関大にもペナルティが課され、互いに譲らぬ攻防戦が続いた。同9分、爰保(法1)の放ったシュートはわずかに枠を外れ、得点のチャンスを逃す。その後も関大の素早いパス回しに翻弄(ほんろう)される展開が続く。同11分に同志社が再びペナルティを取られると、12分にはゴール左から放たれたシュートが華麗に決まり、点差を広げられる(0-3)。同14分にはまたも力強い一撃を浴び、追加点を許す(0-4)。同16分、流れを変えるべく福井が力強く放ったシュートは惜しくも決まらず。「体力不足により手だけで行ってしまったのがペナルティの原因」(福井)。再びペナルティを取られるなど、苦しい時間が続いた。

狙いを定める八巻(法3)

 最終ピリオド、同志社は意地を見せた。開始3分、関大にペナルティが課されると一気に主導権を握りにかかる。相手の独走から決定機を迎えるも、村井のナイスセーブが遮った。同7分に関大が巧みに隙を突き追加点を挙げる(0-5)。その直後には小林のアシストから阿部が一矢を報いるシュートを決める(1-5)。終盤も福井・阿部の連携から加藤が得点を挙げ(2-5)。最後まで攻めの姿勢を崩さなかった。GKを外して挑んだラスト2分も粘りを見せたが、追加点には至らず。最終ピリオドは関大よりシュート数では僅かに上回るも、反撃及ばず2-5で敗れた。

話し合う選手たち

 「ブレイクアウトが良く、素早くアタッキングゾーンに入れていたのは良かった」(福井)。強豪関大には敗れたものの、同志社の戦いはまだ終わらない。「負けられない戦いになるので、練習で課題を一つでも無くせるように取り組みたい」(福井)。立命大、関学大との2戦で勝利を目指し、全力を尽くす。(岡本和香)

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