11月13日に高槻アイスアリーナ(大阪府)で第69回関西アイスホッケーリーグ上位戦が行われた。強敵である関大と対戦した同志社は、惜しくも2−3で敗退。関西3位で、リーグ戦に幕を閉じた。
第1ピリオドから、関大に劣らない攻撃を見せた同志社。両チームシュートを狙うも、得点を決められない展開が続く。それでも同14分、前田(スポ4)、村上(スポ3)のアシストにより、相手の隙を狙い、近藤(スポ3)が先制点を決めた。その後相手に得点を許すことなく、1−0で第2ピリオドへ。
1点リードで迎えた第2ピリオド、第1ピリオド同様、両者譲らぬ展開が続いた。関大の激しいシュート攻撃に、GP加藤が間一髪で止める。しかし、相手の攻撃は止まることなく、同17分、ペナルティーによる数的不利な状況で、相手に得点を許す。1−1に追いつかれ、第2ピリオドを終えた。
第3ピリオド、両者第2ピリオドで取られたペナルティーにより、試合は5対5で始まる。開始2分、茶木(GR4)、前田のアシストで、一度相手のGPに止められたものの、こぼれたパックをすかさず水橋がシュート(2−1)。第3ピリオドに急速に動きを与え、観客を沸かせた。勢いに乗ったと思われた同志社だったが、その後なかなか連携が取れず、ペナルティー。同11分、数的不利な状況で相手に隙をつかれた(2−2)。ペナルティー終了と同時に、関大はもう1得点流れるように得点(2−3)。連続で2得点を許し、立場は逆転した。その後粘るも、得点に結びつけられず、残り1分。相手のペナルティーにより数的有利となりチャンスが来たが、2−3で敗北した。
関西3位に終わった秋リーグ。「接戦をものにできなかった悔しいリーグ戦となった。」と振り返る。(福井・経4)自分達の課題を見つめ直し、勝ちきれない弱さに悔しさを見せた。
次に待ち構えるのは、強敵が揃うインカレの舞台。4年生にとっては最後の大会となる。「不甲斐ない結果であったという事実を受け止め、残りの練習に更に力を入れ、チームの集大成見せたい」(前田)秋リーグの悔しさをバネに、福井組の挑戦はまだまだ続く。更なる強敵に立ち向かい、チーム一丸となって勝利を掴み取れ。【文責・白川愛梨、写真・小島葵】