軟式野球部
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【軟式野球部】立命大に大敗喫す

TEAM R H E
同志社
立命大 ×

 4月25日、寝屋川公園第一野球場で行われた令和5年度関西六大学軟式野球連盟春季リーグ戦。同志社は首位独走中の宿敵立命大と対戦した。初回に3点を奪われるなど9イニング5失点。最終回まで流れを取り返すことができず、1-5で無念の敗北を喫した。

試合終了後挨拶をする選手たち

 今回の対戦相手はここまで8試合7勝1敗と、リーグ戦優勝常連校の威厳を見せつける立命大。「自分たちの野球をすれば必ず勝てる」(中村豊・社3)。前日に関大を下し2位浮上を果たした同志社は、優勝街道の明暗を分ける大一番で勝ち星をあげるべく、伝統の一戦へ臨んだ。

 先発を任されたのは公立大2回戦で好投を見せた小嶋(文3)。しかし初回から立命大の打線に捕まる。いきなり先頭に右越えの本塁打を叩き込まれ先制点を献上。「先頭から打たれてリズムが崩れた」(小嶋)。上位打線の猛攻を止めることができず、一挙3失点。立ち上がりを攻められ、大きな課題を残すピッチングとなった。

先発の小嶋

 相手投手を攻略したい打線は5回表に奮闘。柳瀬(経2)と今門(スポ2)が続けて左安打を放ち、無死一、二塁のチャンスを迎える。すかさず加藤(法2)と小嶋が犠打を決め、走者が生還。打線がつながり貴重な一点を得た。

首脳陣の期待に応えた加藤
塁に出た今門

 堅い守りで追加点を許したくない同志社だったが、またも8回裏に崩れた。連続四球で出塁を許し、さらにはセーフティバントを決められ一死満塁のピンチ。ここで打席に1回戦でも痛打を浴びた4番打者を迎える。「慎重に行き過ぎた」(小嶋)。低めに入った球をライト方向に飛ばされこの回またも2失点。さらに点差を広げられてしまった。

マウンド上で話し込む(左から)小嶋、唐木(政策2)

 反撃を試みる同志社は9回、二死から島田(スポ2)が意地の左安打で好機を演出するも後続が凡退。得点に結びつけられずリーグ首位の立命大に1-5で零敗した。

肩を落とす島田

 悲願の優勝を懸けて挑んだリーグ戦7戦目。惜しくも敗北し、リーグ戦優勝の可能性は消滅した。しかし、勝ちにこだわる中村豊組は立ち止まらない。「日本一という目標はなくなっていない」(中村豊)。心意義新たに一丸となって残る2試合に臨む。(文責:俣野百香・撮影:金海彩夏)

スタメン

(一)吉岡6

(二)松原7

(三)島田3

(四)池田9

(五)柳瀬8

(六)今門4

(七)加藤5

(八)小嶋1

(九)唐木2

バッテリー

(同志社)小嶋-唐木

(立命大)坂本-亀田

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