軟式野球部
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【軟式野球部】リーグ戦2位で閉幕

TEAM R H E
同志社
関 大

 5月2日、寝屋川総合運動公園第一野球場で行われた令和5年度関西六大学軟式野球連盟春季リーグ戦。同志社は関大と対戦し、5-3で勝利を収めた。

笑顔を見せる同志社

 リーグ最終戦、試合は1回から動いた。1番吉岡(GR3)が中安打を放つと、相手の失策で今門(スポ2)も出塁し無死二、三塁のチャンス。すかさず島田(スポ2)、池田(商3)が犠打を決めさらに1点を追加。初回から2得点と幸先の良いスタートを切った。

犠打を決める池田
盗塁する吉岡

 先発を務めたのは吉岡。「次の大会につながるような試合にしたかった」(吉岡)。リーグ戦優勝の可能性が消えてもなお、その球威は決して衰えていない。力強いピッチングで相手にチャンスを与えず、3イニングを無失点に抑える好投を披露した。

先発の吉岡

 吉岡に代わって4回裏から小嶋(文3)がリリーフ。先頭に中二塁打を浴び、無死二塁のピンチを招く。何とか抑えたい場面だったがセンター前へ落ちる適時打を放たれ、得点を許した。その後も四球を与え2死一、三塁とされると、守備のミスが絡み追加点を献上。同点に追いつかれた。

 流れを変えたい5回表、中村豊(社3)が右安打で出塁し、犠打や盗塁を重ね一死二、三塁とした場面で打席にはまたも今門。「とにかくランナーを返す」(今門)とインコースに入った球を弾き返し、中堅手方向へ伸びる適時打に。この回2得点をあげ勝ち越しに成功した。

出塁する中村豊
打席に立った今門

 6回表には小中(経2)が二塁打で出塁すると、続く橋本(文3)の犠打で三塁へ進んでチャンスを拡大。天野(商3)の内野ゴロの間に生還し1点を追加した。

笑顔をみせる小中

 しかしその裏、またも窮地に追い込まれる。二者連続四球で走者を背負うと、1番に左安打を浴び1死満塁のピンチ。次打者のセカンドゴロでダブルプレーをねらうも三塁走者が本塁へ駆け込み、2点差に迫られた。

 7回にも継投策を講じ、成尾(スポ2)がマウンドへ。今季2度目の登板も、2イニング1被安打無失点と健闘。9回には抑えの坂本(スポ3)にバトンを渡した。3人で危なげなく終えるかと思われたが安打を浴び、得点圏への進塁を許す。しかし、粘りのピッチングで最終回を無失点で切り抜け試合終了。リーグ最終戦を白星で飾った。

  今試合を勝ちきり、試合中8勝2敗でリーグ戦2位が決定した。「まだ圧倒的な強さが足りていない」(中村豊)。リーグ戦でミスの多さ、空気感など数々の課題点が露呈した。しかしそんな中でも着実な進歩を遂げた同志社。秋こそは全国大会への切符を奪取すべく、戦力を上げる彼らに期待が膨らむ。(文責:俣野百香・撮影:金海彩夏、俣野百香)

スタメン

(一)吉岡1

(二)今門4

(三)島田3

(四)池田8

(五)小中5

(六)橋本7

(七)天野9

(八)中村豊2

(九)加藤6

バッテリー

(同志社)吉岡、小嶋、成尾ー中村豊

(関 大)岡部、金安ー高橋

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