軟式野球部
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【軟式野球部】タイブレーク制し、リーグ戦白星発進

TEAM 10 11 R H E
同志社
関大

2023年度関西六大学軟式野球連盟秋季リーグ戦

 9月6日、萩谷総合運動公園野球場で行われた2023年度関西六大学軟式野球連盟秋季リーグ戦。初戦を同志社は関大と対戦。タイブレークにもつれ込む激闘を制し、4―0でリーグ戦初戦を白星で飾った。

好投を見せる成尾(スポ2)

 リーグ戦初戦で先発マウンドを任されたのは成尾。「大事な一試合を任されたので、とりあえず0に抑えることだけを意識した」(成尾)。その言葉通り、気迫のピッチングで相手打線を封じる。6イニングを無失点に抑える好投を見せ、守備陣営をリードした。

出塁する中村豊(社3)

 投手陣の粘りに応えたい打線は何度か好機を作り出すも、得点に結びつけることができない。両者スコアボードに0を並べ、迎えた7回表。先頭打者として島田(スポ2)が打席に立った。1ストライク2ボールからの打球を左二塁打とすると無死二塁のチャンスを迎える。続く柳瀬(経2)、中村豊が失策と死球で進み、二死満塁とすると、打席には唐木(政策2)が立った。攻撃の糸口をつかみ、先制点を上げたいところだったが、健闘も虚しくサードゴロに倒れる。またもあと一歩のところで打線が振るわず、3アウトチェンジ。露呈した得点力不足に「点を取る直前までの攻撃には十分満足しているけれど、そこで最後の一本が出るか出ないかでスコアに差が出てくると思う」(中村豊)と語った。

2番手で登板した小嶋(文3)

 一進一退の攻防が続く中、成尾に代わって7回からリリーフした小嶋も粘りの投球を見せる。「低めにまっすぐ強く攻めることだけを徹底した」(小嶋)。ヒットを浴びながらも、無失点で切り抜けた。

 互いに譲らない展開が続き、ついにタイブレークを迎える。10回表で1年生ながら打席に立った奥(政策1)が中安打と起用に応えるも後続が続かず、この回の攻撃を終えた。

構える柳瀬

 そして迎えた11回表。再び先頭打者として島田がバッターボックスに向かう。「ベンチから背中を押されて、お前で行けって言われたので強い気持ちで行った」(島田)。大事な局面でヒットを放ち、無死満塁と着実に出塁した。続く柳瀬が相手の悪送球の間に塁を進め、ついに2得点を挙げる。その後、またも遊撃手の失策で島田が生還し、1点を追加した。また、代打で登場した岡本(商1)の中犠打の間に柳瀬もホームイン。最後まで粘りの同志社野球で得点を守り抜き、4―0で試合が終了した。

柳瀬とハイタッチを交わすベンチメンバー

 全国大会から中2週間で、課題点を修正し挑んだリーグ戦初戦。「タイブレークという相手チームとの緻密な野球の差が露骨に出る場面で浮き足立たず、自分たちは4点上回って勝つことができた」(中村豊)と練習の成果を発揮した。明日の公立大戦も、勝利に貪欲な同志社野球で戦い抜き、全勝街道を突き進め。(文責・撮影:近藤真子、俣野百香)

スタメン

(一) 吉岡 6
(二)今門 4
(三)島田 3
(四)柳瀬 8
(五)丸本 D
(六)天野 7
(七)中村豊 5
(八)唐木 2
(九)池田 9
 P  成尾

バッテリー

(同志社)成尾、小嶋ー唐木

(関 大)宮原、金安ー高橋

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