TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | R | H | E |
同志社 | 2 | 0 | 1 | 3 | 0 | 0 | 6 | 7 | 0 |
甲南大 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0× | 3 | 4 | 3 |
2023年度関西六大学軟式野球連盟秋季リーグ戦
9月12日、寝屋川公園第一野球場(大阪府)で2023年度関西六大学軟式野球連盟秋季リーグ戦が行われた。同志社は甲南大と対戦。6回途中で雨天によりコールドゲームが成立し、6−3で勝利を飾った。
試合は初回から動いた。島田(スポ2)が四球を選び、続く柳瀬(経2)も一塁手の失策により出塁し2死二、三塁のチャンスを演出。ここで打席に中川(経1)を迎えた。「先制点を取れるようにやってやる」(中川)。2ストライクから放った打球は左中間に落ち、2人の走者が生還。新進気鋭の1年生が期待に応え、先制点を挙げた。
前戦に続き先発を務めたのは坂本(スポ3)。「目の前のバッターを1人1人丁寧に抑えていく」(坂本)。初回から走者を背負う展開となるも、簡単には本塁を踏ませない投球。ストレート中心で押し、2回までを無失点で抑えた。
一方の打線は3回、先頭で島田が打席へ向かう。「ピッチャーのためにも点を取りたい」(島田)と2球目を強振。打球は左翼フェンスに飛び込むソロ本塁打となり、リードを広げた。
しかしその裏、相手打線につかまる。1死から左安打を浴び、さらには次打者に左適時二塁打を放たれ1点を献上した。
2点差で迎えた4回、池田(商3)の放った打球が三遊間を破り左前へ転がると、天野も四球などで進んで2死二、三塁。追加点のチャンスで3回にアーチを描いた島田が打席に入る。1ストライクからの2球目を捉えた打球は左翼フェンス直撃の2点適時二塁打となり、塁上で笑顔を見せた。さらに柳瀬の打席で相手捕手の悪送球により二塁走者も生還。この回3点を追加し、甲南大を突き放した。
4回裏にまたも相手打線の反撃を受ける。相手6番に中安打を浴び1死一塁とされた場面。初球から内角に入った真っすぐを思い切り振り抜かれ、打球は左翼スタンドへ突き刺さった。先発坂本は「調子は悪くなかったが、まだまだ改善するところばかり」と悔しさをにじませた。
5回からは坂本に代わり吉岡(GR3)がマウンドへ。激しさを増す雨の中でもその球威は衰えず、一塁すら踏ませない投球を披露した。
3点リードで試合を折り返した6回途中、降雨の影響によりコールドゲームが成立。6−3で勝利を飾った。
次戦は大一番の対立命館大戦。「同志社としてのプライドを持ってしっかりと勝ちたい」(中村豊・社3)。春の雪辱を果たし、リーグ優勝へ王手をかけろ。(文責:金海彩夏、撮影:俣野百香)