軟式野球部
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【軟式野球部】投打で圧倒し8回コールド勝ち

TEAM R H E
甲南大
同志社 3X 10

 9月20日、寝屋川公園第一野球場(大阪府)で2023年度関西六大学軟式野球連盟秋季リーグ戦が行われた。同志社は甲南大と対戦。0-7で8回コールド勝ちを収め、明日の同立戦へ弾みをつけた。

先発の坂本(スポ3)

 先発マウンドに上がったのは坂本(スポ3)。2回にヒットを浴びるも、その後は野手陣の援護に助けられ6回1被安打無失点。「自分もしっかり投げ切れて、野手のみんなが守ってくれたおかげ」(坂本)と安堵の(あんど)の様子を見せた。

出塁後、笑顔でポーズをする天野(商3)

 一方の打線は3回に先制のチャンスをつくる。池田(商3)のバントヒットと吉岡(GR3)のゴロで1死一、三塁とすると打席には天野。高めの真っすぐを捉えた打球は右中間を破り、右適時三塁打に。走者が一気に生還し、この回2得点で試合の流れを呼び込んだ。
 打線の勢いは止まらない。4回に唐木(政策2)が高めのスライダーを振り抜くと、打球はレフトスタンドへ飛び込んだ。「ホームランという大きなヒットが出て良かった」(唐木)。確信の表情でダイヤモンドを1周し、リードを広げた。

適時打を放つ池田

 3点リードで迎えた5回。「今日が誕生日ってこともあって一本出したい」(池田)と本日21歳の誕生日を迎えた池田が打席に立った。高めの真っすぐを振り抜いた打球は外野へ抜け、無死三塁。チャンスを広げる適時打で自らの誕生日を祝福。さらに天野が絶妙なスクイズを決め、追加点に成功した。

2番手の唐木

 7回からはリーグ戦初登板の唐木がマウンドへ。先頭打者に安打を浴びるも、落ち着いた投球で甲南大打線に付け入る隙を与えない。2回無失点の好リリーフに主将中村豊も「素晴らしかった。欲張って明日は今日以上の結果を見せてほしい」と投打にわたる今後の活躍に期待を寄せた。


 迎えた8回、同志社打線の猛攻は続く。先頭打者の柳瀬(経2)が四球を選ぶと、続く5番中川(商1)が右安打で無死一、三塁と好機を広げる。続く6番大和(経1)のゴロの間に柳瀬がホームイン。また途中出場の小中(経2)の左安打で中川も生還し、得点を追加した。さらに四死球により二死満塁とした場面で打席には天野。2ストライクからの3球目を捉えると、打球は右前に落ちる安打に。好機を確実に生かし、得点を重ねてこの回一挙3得点。7-0で8回コールド勝ちを収めた。

唐木にエールを送る大和

 「明日につながるより勢いのある、なおかつ内容の濃い勝ち方をしようと思っていた」(中村豊)。その意気込み通り快勝を収め、チームの実力を再確認した。明日は先週惜しくも引き分けに終わった対立命大戦。「同志社野球を体現して、立命館を圧倒したい」(中村豊)。リーグ戦優勝への熱い闘志を胸に、勝負強さを見せつけろ。(文責:俣野百香、撮影:近藤真子)

スタメン

(一)吉岡 6

(二)天野 7

(三)島田 3

(四)柳瀬 8

(五)中川 5

(六)岡本 D

(七)唐木 2

(八)今門 4

(九)池田 9

P 坂本

バッテリー

(甲南大)牧野、婦木、大芝ー石田

(同志社)坂本ー唐木

    唐木ー大和(7回)

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