軟式野球部
HEADLINE

【軟式野球部】春季リーグ戦白星発進

TEAM R H E
同志社
関 大 00

 4月1日、寝屋川公園第一野球場(大阪府)で2024年度関西六大学軟式野球連盟春季リーグ戦が行われた。同志社は関大と対戦。拮抗(きっこう)した展開が続いたが、終盤にかけて得点を重ね3-2でリーグ初戦を白星で飾った。

 3月22日に立命大との初戦が雨天中止となり、リーグ初戦となった今試合。「調整不足にならないように、気持ちを切らさないように」(島田・スポ3)とチーム全体の雰囲気を崩さず挑んだ。

 初戦の先発マウンドに上がったのは成尾(スポ3)。2イニング連続で三者凡退に抑え、順調な立ち上がりを見せる。5回までに四死球などでピンチを招くも、本塁を譲ることなく万全さをアピールした。

好投を見せた成尾

 一方の打線は5回、先頭の大和(経2)が右二塁打で出塁する。続く加藤(法3)が犠打を決めチャンスを拡大すると、今門(スポ3)の犠飛で先制に成功。6回には島田が足で魅せ、さらに1点を追加した。

 その裏、相手打線が反撃に出た。中軸に安打を浴びると、味方の失策も絡んで1失点。なおも2死一、三塁のピンチが続いたが、ゴロに仕留めて最小失点で切り抜けた。

 7回からは唐木(政策3)がマウンドへ。7回と8回をキレのある球で凡打の山を築き上げ、エースの風格を漂わせた。

継投の唐木

 迎えた9回、先頭の中川(商2)の打球が相手の失策を誘うと、続く檜山(スポ2)が魅せた。右中間を破る大きな当たりで中二塁打とすると、一塁走者の中川が本塁へ向かって全力疾走。未来を担うルーキーたちの活躍で追加点をもぎ取った。

9回に追加点をもたらした檜山

 油断できない9回裏。先頭を三振に仕留めた矢先、相手DHにレフト前へ打球を運ばれ無死三塁の窮地に立たされる。「8回を抑えて安心して気が緩んでしまった」(唐木)。2死まで追い込んだが、相手9番に左適時打を浴び1点を献上した。それでも勝ち越しを許すことなく、後続を断ち切って3-2で試合終了。春季リーグ戦を白星で発進した。

 次戦は関学大との一戦。「確実に1点を取って、それを守りきる野球をしたい」(島田)と気を緩めない徹底ぶりを見せた。島田組の挑戦は始まったばかり。勝利だけを求めて戦い抜き、連勝を飾れ。(文責:金海彩夏、撮影:近藤真子)

スタメン

(一) 丸本 9

(二) 柳瀬 8

(三) 島田 3

(四) 石井 D

(五) 中川 5

(六) 檜山 7

(七) 大和 2

(八) 加藤 6

(九) 今門 4

P 成尾

バッテリー

(同志社)成尾、唐木ー大和

(関 大)後藤、金安ー高橋

ページ上部へ