軟式野球部
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【軟式野球部】流れつかめず、ベスト16で敗退

TEAM R H E
大東大
同志社 10 4

第4回全日本大学軟式野球選抜大会SUMMER CUP

 8月20日、中野市営野球場(長野県)にて第4回全日本大学軟式野球選抜大会SUMMER CUPが行われた。同志社は大東大と対戦。流れに乗りきれず2-4で敗北を喫し、昨年同様2回戦での敗退となった。

 先発マウンドを任されたのは成尾(スポ3)。「(チームメートは)頼りになる人ばかりなので楽に投げることができた」(成尾)。3回、先頭打者に四球を与えるも、続く打者を落ち着いて打ち取り2死まで追い込む。しかし、3番打者に左中間への適時打を放たれ、先制を許した。

先発の成尾

 その裏、同志社は2死走者なしで9番の今門(スポ3)を迎える。レフト方向へのヒットを放つと、それを皮切りに打線がつながった。檜山(スポ2)に中安打、吉岡(GR4)に内野安打が飛び出し、すぐさま同点に追いついた。

喜びをあらわにする今門

 4回表には先頭打者に三塁打を放たれ、3回に引き続きノーアウトでの出塁。次打者に四球、なんとか三振を奪ったものの、なおも1死一、三塁のピンチが続く。なんとしても失点を避けたい場面で一、二塁間へのゴロをホームへ返球するもほんの少しの差でタッチが間に合わず、追加点を与えてしまう。野手選択の間に打者は一塁へ駆け抜け、アウトは増やせず1アウト一、二塁。その後はなんとか抑えきり、最少失点でピンチを切り抜けた。

 5回からは成尾に代わって唐木(政策3)が登板。「自分のピッチングでチームに流れを持ってこられるようにという気持ちで投げた」(唐木)。その思いの通りに好投を見せ、5、6回とスコアボードに0を刻む。しかし、7回にはセンターの頭上を越える三塁打を浴びると、その後のファーストゴロの間に追加点を献上。さらに8回には再びセンターへの三塁打を放たれ、一塁走者が生還。1-4とリードを広げられた。

帽子を被り直す唐木

 3点を追う9回の裏。ここまで安打のなかった島田(スポ3)が最終回で見せた。「後ろが中村豊(社4)で、出てくれよと言われて。涙でボールが見えていなかったけど、なんとか出塁したかった」(島田)。1ボール1ストライクから放った打球はレフトの頭上を大きく越え、スタンドへ。主将が意地のソロホームランを叩き込み、1点を返した。続く2人は内野ゴロに打ち取られ2アウトに。それでも大和(経済2)に変わった小嶋(文4)が代打起用に応え、レフトへボールをはじき返した。その後、今門もレフトへの安打を放ち、サヨナラへの望みをつなぐも最後はあと一歩及ばず、二塁へのゴロで3アウト。試合は2-4で幕を閉じた。

強振する島田

 「今日も最後は同志社らしい良い攻撃ができていたと思う。来週から始まるリーグ戦では王者の野球を見せて絶対に優勝したい」(島田)。今回の敗戦でより一層勝利への思いが強くなった島田組。来週から始まる秋季リーグ戦で優勝し、もう一度全国大会の舞台へ。彼らの熱い戦いはまだまだ終わらない。(文責・大橋楓子、撮影・金海彩夏、近藤真子)

スタメン

(一) 檜山 9

(二) 吉岡 6

(三) 中川 5

(四) 吉原 7

(五) 島田 3

(六) 中村豊 D

(七) 柳瀬 8

(八) 大和 2

(九) 今門 4

P 成尾

バッテリー

(大東大)麻生ー鈴木

(同志社)成尾、唐木ー大和

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