軟式野球部
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【軟式野球部】7回コールド勝ちで2連勝飾る

TEAM R H E
同志社
甲南大

2024年度関西六大学軟式野球連盟秋季リーグ戦

 9月12日、萩谷総合公園野球場(大阪府)で2024年度関西六大学軟式野球連盟秋季リーグ戦が行われた。同志社は甲南大と対戦。初回から打線がつながり先制すると、そのまま得点を重ね、7-0で7回コールド勝ちを収めた。

 前戦に引き続き勝利を挙げ、勢いに乗りたい島田組。優勝のためには1戦も落としたくない中「とりあえず勝つしかない」(島田・スポ3)と強い覚悟を決め、今試合に臨んだ。

 試合は初回から動いた。今門(スポ3)の中安打と中川(商2)の四球で1死一、二塁とすると吉原(スポ3)の一ゴロでさらに進塁。2死二、三塁と先制のチャンスで打席には奥(政策2)が立った。「とりあえず良い球が来たら打ち返してやろうと思っていた」(奥)。アウトコースに入ったカットボールをセンター方向へと運び、走者2人がホームに生還。開始早々得点を挙げ、チームに流れを手繰り寄せた。

ガッツポーズを見せる奥

 先発マウンドに立ったのは唐木(政策3)。序盤からカットボールを中心に変化球を使い分け、相手打線を封じ込む。3回に1安打を許したものの、その後は出塁すら許さず、凡打の山を築き上げる。「試合前から調子もよく、相手バッターもしっかり見ながら投球することができた」(唐木)。その後も終盤にかけさらに調子を上げ、スコアボードに0を刻んだ。

先発の唐木

 4回表、先頭の石井(経2)が四球を選択すると、島田の右安打や檜山(スポ2)の送りバントで1死二、三塁に。次打席で相手投手のワイルドピッチにより1点を追加。5回にも1得点を挙げ、甲南大をさらに引き離した。

バットを振り抜く中川

 そして迎えた7回表、再び同志社打線が火をふく。今門が四球で出塁すると次打席で盗塁に成功。後続の中川がサード方向に打球を運ぶと、三塁手の悪送球により出塁し、その間に走者はホームイン。また代打栗原(商1)の中安打や石井の三ゴロなどで2死二、三塁とまたしてもチャンスの場面で打席には島田。「自分が打てる球だけ振ろうと思っていた」(島田)。真ん中ストレートの芯を捉えた打球はタイムリーヒットとなり2点を追加。背番号10が今試合4打席3安打の大暴れを見せ、快勝に大きく貢献した。

打球の行方を見つめる島田

 7回裏も唐木がテンポの良いピッチングを披露。今試合1被安打無失点と好投が光り、最後は空振り三振に仕留め完封勝利を果たす。7-0で7回コールド勝ちを収め、2連勝を飾った。

 次戦に待ち受ける立命大との一戦に対し「絶対に勝つ」(島田)と決意を固める。立命大を倒してこそ優勝の兆しが見えてくるだろう。全身全霊をかけ勝利をもぎ取り、悲願の春秋連覇を成し遂げろ。(文責・近藤真子、撮影・金海彩夏)

スタメン

(一) 田中 7

(二) 今門 4

(三) 中川 5

(四) 吉原 D

(五) 奥 9

(六) 石井 2

(七) 島田 3

(八) 檜山 6

(九) 柳瀬 8

P 唐木

バッテリー

(同志社)唐木ー石井

(甲南大)婦木、大芝ー鈴木

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