軟式野球部
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【軟式野球部】島田組最後の一戦で勝利を飾る

TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
関大 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 1
同志社 0 0 1 0 0 1 0 0 X 2 5 1

2024年度関西六大学軟式野球連盟秋季リーグ戦

 10月1日、寝屋川公園第一野球場(大阪府)で2024年度関西六大学軟式野球連盟秋季リーグ戦が行われた。同志社は関大と対戦。相手打線を封じ込め2-0で勝利し、笑顔で今季リーグ戦を終えた。

 先発のマウンドを任されたのは成尾(スポ3)。「これまではチームに迷惑ばかりかけていたので、大切な最終戦、なんとかいい感じで終われるように頑張った」(成尾)。前日の公立大戦を1人で投げ切った唐木(政策3)が今試合では女房役を務め、本日限りの特別なバッテリーで試合に臨んだ。

先発の成尾

 初回、先頭打者にショートの悪送球から2塁までの進塁を許す。送りバントを決められ1死三塁とピンチを招くも、後続を右飛、空振り三振で打ち取り、無失点で切り抜けた。

 一方打線は、立ち上がりから三者凡退が続くも、3回2死走者なしから9番唐木が左中間へ二塁打を放つ。すると後続が四球、投手への内野安打で出塁し満塁となり、先制点獲得のチャンスが訪れた。続く打者は3番島田(スポ3)。鋭い選球眼で四球を選び、押し出しで1点をもぎ取った。

塁上でポーズを決める唐木

 その後は成尾が安定した投球を続ける。2-0でリードしたまま迎えた9回。2者連続四球で出塁を許したものの、最後は捕邪飛で打ち取る。被安打2、四死球3、9奪三振の好投でチームを支えた。

  5回、丸本(商3)の放った打球がライトの頭上を越える三塁打となるも、得点には結びつかなかった。6回には、島田が右中間へのヒットを放ち、今試合初の先頭打者出塁で流れをつくる。その後、盗塁で捕手のミスを誘い、三塁まで進塁。最後は投手の暴投でホームに生還し、追加点を挙げた。7回、8回はどちらも出塁はするものの、走者を進めることはできず得点することができない。それでも頼れるバッテリーが相手を0点で抑え、そのまま逃げ切り勝利を収めた。

笑顔で仲間とハイタッチする島田
マウンドに集まる選手たち

 全国大会出場の威厳を見せ、リーグ優勝を目指し戦ってきた今季。初戦から厳しい戦いとなった中でも全員野球でここまで取り組んできた。「苦しい状況になりながらも諦めず、誠心誠意、全身全霊で取り組んできたからこそ最後、いい結果が出たと思う」(島田)。島田組としての最後の試合で白星を挙げ、花が咲くような満面の笑みを浮かべた選手たち。春秋連覇こそできなかったものの、このチームで戦い、得られたものの大きさは計り知れない。

集合写真撮影時に笑顔を見せる島田組

 今回達成できなかった目標は次の大和組に託された。これからも同志社大学軟式野球部の挑戦はまだまだ終わらない。(文責・大橋楓子、撮影・金海彩夏)

スタメン

(一) 丸本 7

(二) 加藤 6

(三) 島田 3

(四) 吉原 D

(五) 淺田 8

(六) 中村 9

(七) 小中 4

(八) 森本 5

(九) 唐木 2

P 成尾

バッテリー

(同志社)成尾―唐木、大和

(関大)内田、奥村―西

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