TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E |
立命大 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 3 | 6 | 12 | 1 |
同志社 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 | 2 |
2024年度関西六大学軟式野球連盟新人戦
10月15日、寝屋川公園第一野球場 (大阪府)で2024年度関西六大学軟式野球連盟新人戦が行われた。同志社は宿敵・立命大と対戦。順調に決勝戦まで駒を進めた大和組だったものの、力及ばず0-6で完敗した。
大事な先発のマウンドは、この日も鈴木(経2)が任された。「伝統の同立戦、絶対に勝つという意気込みでマウンドに上がった」(鈴木)。気合いとは裏腹に、コントロールが定まらない。
初回から四球で出塁を許すと後続にライトへの二塁打を浴び、早々にピンチを招く。しかし、ここは踏ん張り、内野ゴロに打ち取り無失点で切り抜けた。振り逃げで先頭打者が出塁した2回。四球と安打が続き、そのまま先制点を献上するも、3、4回には意地の投球を見せ、相手の攻撃を3人で切った。
5回には1死2塁から暴投で進塁した走者が遊ゴロの間に生還し、追加点を献上した。たまらず2番手の廣田(法1)を投入すると、たったの1球で仕留めてみせ、悪い流れを断ち切った。
その後は好投を見せていたものの、9回、相手の猛攻に遭い、さらに3点を失った。
打撃面では2回、2死から大和(経2)がライト前へのヒットで出塁するも、なかなか後続が続かない。その後も出塁こそするものの打線がつながらず、苦しい展開が続いた。
7回にはついにチャンスが訪れる。先頭の檜山(スポ2)が左中間へヒットを放ち、大和もそれに続いた。送りバントも確実に決め、1死二、三塁となる。しかし、続く2人は三振に倒れ、好機を生かすことができなかった。8回は三者凡退に倒れ、6点ビハインドで迎えた最終回。1死走者なしでバッターボックスにはキャプテン大和が立った。意地のバッティングでなんとか出塁。後続に思いを託すも、内野ゴロ、外野フライに倒れ試合が終了した。
大和組は新人戦優勝を目標として掲げ、ここまで戦ってきた。惜しくも優勝には届かなかったものの、得られたものは大きい。「まだまだ発展途上であるすべての面を強化し、春リーグで全国出場を決めたい」(大和)。今回見つかった課題は冬の間に修正し強化する。今の何倍も強く、たくましくなった姿を春リーグで見せるべく、これからも歩みを止めずに進み続ける。(大橋楓子)
スタメン
(一) 田中 7
(二) 齋藤 5
(三) 石井 D
(四) 奥 9
(五) 岡本 3
(六) 檜山 6
(七) 大和 2
(八) 和田 4
(九) 谷村 8
P 鈴木
バッテリー
(立命大) 高田、田口ー長内
(同志社) 鈴木、廣田ー大和