軟式野球部
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【軟式野球部】リーグ最終戦を白星で飾った

TEAM R H E
同志社
甲南大

2025年度関西六大学軟式野球連盟春季リーグ

 5月5日、寝屋川公園球場(大阪府)で2025年度関西六大学軟式野球連盟春季リーグ戦が行われた。同志社は甲南大と対戦。序盤に先制点を獲得すると、最後は5-0でリーグ最終戦を白星で飾った。

 先発を務めたのは唐木(政策4)。初回を三者凡退に抑えると、その後も要所を締めるピッチングで相手打線に得点を許さない。この日は76球を投げ切り、5回3奪三振被安打3と好調ぶりをアピール。エースが圧巻のプレーでチームをけん引し、勢いをもたらした。

先発の唐木

 対する打線は2回。大和(経3)と村中(商2)が安打で出塁し、1死一、三塁と好機を演出する。するとその後、柳瀬(経4)のセカンドへ転がしたボールが二塁手の悪送球により走者2人がホームへ生還。相手の失策が絡み、先制点を挙げることに成功した。

 3回には栗原(商2)が四球を選択すると、次打者島田(スポ4)が左二塁打を放ち、無死二、三塁に。その後石井(経3)がスクイズを確実に決め、1点を追加。4回にも先頭中川(商3)が捕ゴロで出塁し、続く齋藤(スポ3)の投犠打と柳瀬の投ゴロでさらに進塁。ここで打席に立ったのは2番田中(商2)。4球目を強振すると、打球はセンター方向へのタイムリーヒットに。ここでも1点を獲得し、さらにリードを広げた。

ポーズを決める田中

 6回から唐木に代わり、マウンドに上がったのは約1カ月ぶりの登板となった廣田(法2)。途中、味方の失策により、1死一、二塁と得点圏に走者を置くも、最後は遊ゴロにより無失点で切り抜けると、7回にも出塁こそ許すも堂々としたピッチングで相手打線を封じ込めた。

リリーフの廣田

 8回にまたしても得点のチャンスがやってくる。先頭村中がインコース低めのツーシームを振り抜くと、打球はライトの頭上を越えるスリーベースヒットに。「とにかく塁に出たかった」(村中)。期待のルーキーが打撃で見せ、チャンスメーク。その後齋藤が右適時打を放ち、5得点目を挙げた。

笑顔を見せる村中

 8回からは西村(文2)がマウンドへ。「冬からやってきたことを発揮しようと思って臨んだ」(西村)。今季初登板ながらも落ち着いた投球を披露し、最後は空振り三振で試合終了。投手陣の好投が光り、5-0と完封勝利を収めた。

 目標としていたリーグ優勝には一歩届かったものの、まだ全国出場への可能性は残されている。それには5月下旬に行われる関西ブロック大会での優勝が絶対条件である。「チーム一丸となって絶対3連勝できるように頑張りたい」(大和)。全員野球で最後まで戦い抜き、全国への切符を勝ち取ってくれ。(文責・近藤真子、撮影・大橋楓子)

(一) 柳瀬 8

(二) 田中 9

(三) 栗原 7

(四) 島田 3

(五) 大和 2

(六) 石井 D

(七) 村中 6

(八) 中川 5

(九) 齋藤 4

P 唐木

バッテリー

(同志社)唐木、廣田ー大和 西村ー久米

(甲南大)婦木ー鈴木

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