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【軟式野球部】関学大に快勝し、リーグ戦白星発進

2025年度関西六大学軟式野球連盟秋季リーグ

 8月27日、寝屋川公園第一野球場(大阪府)で2025年度関西六大学軟式野球連盟秋季リーグ戦が行われた。同志社は関学大と対戦。7-2で勝利し、秋季リーグ開幕戦好スタートを切った。

 同志社にとって大切な初戦、先発のマウンドには鈴木(経3)が上がった。初回、相手を三者凡退に抑えるとその後も安定した投球を披露。5回まで被安打2の好投でチームに良い流れをもたらした。

先発の鈴木

 6回からは鈴木に代わり谷村(経3)が登板。「野手として今まで出場機会に恵まれていなかった分、これからは投手として頑張ろうと気合を入れていた」(谷村)。6回は気迫溢れるピッチングで難なく相手打線を封じ込める。しかし、7回に立て続けに安打を浴び、1点を失った。8回9回は、ここまでマスクを被りチームを牽引していた大和(経3)が登板。9回にセンター前への二塁打、犠牲フライで追加点を許すも、最後は落ち着いて三振を奪った。

リーグ戦初登板の谷村

 一方の打線は初回、先頭打者が四球で出塁すると4番栗原(商2)のライト前への打球がタイムリーヒットとなり先制点を奪取する。3回、1死二、三塁の場面で大和が確実にスクイズを決め、その間に2人が生還。3-0とリードを広げた。5回には、ルーキー河村(文情1)が右中間への二塁打を放つ。続く中川(商3)のバントが内野安打となり、無死一、三塁と絶好のチャンスが訪れた。盗塁を成功させ、無死二、三塁の場面、セカンドゴロの間に1点を追加。しかし、後続が三振に倒れ、この回の攻撃は終了した。

喜びを爆発させる栗原

 その後も、焦らず堅実な戦いぶりで6回にも1点を追加。6回表が終了して5-0と相手を突き放す。そして迎えた9回、相手のミスも重なりさらに2点を獲得。全員で戦い抜き、7-2で関学大を下した。

 「初戦の結果はリーグ全体の結果を左右するので、初戦を大切に、絶対勝とうと思っていた」(大和)。春季リーグをともに戦った主力の4年生が抜けた中でも、選手たちは勝利を目指して日々の練習に励んできた。特に力を入れて磨いた走塁も、この試合中随所で発揮されている。まだまだ戦いは始まったばかり。今回の投手陣の継投のように、全員が持つ力を最大限に発揮し、補い高め合いながら目の前の試合を戦い抜く。(文責・大橋楓子、撮影・近藤真子、内藤美紀、藤本大次郎)

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