| TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E |
| 新潟医療福祉大 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 |
| 同志社 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | X | 3 | 4 | 1 |
第48回全日本大学軟式野球選手権大会
11月19日、くら寿司スタジアム堺(大阪府)で第48回全日本大学軟式野球選手権大会3回戦が行われた。同志社は新潟医療福祉大と対戦。終盤に獲得した3点のリードを最後まで守り抜き、3-0で試合終了。2連勝を飾り全国ベスト4を決めた。
本日の先発を務めたのは廣田(法2)。「昨日の分を何とか取り返そうと思っていた」(廣田)。昨日に続き連投となった廣田だったが、テンポの良いピッチングで相手打線を封じ込める。6回を無失点に抑える堂々の投球で流れをつくり、味方の援護を待った。

一方の打線は好機をつかみきれず、6回までスコアボードには0が並ぶ展開に。昨日とは対照的に両者一歩も譲らない白熱の投手戦が続いた。
均衡を破ったのは同志社だった。7回、5番石井(経3)が四球で出塁すると、続く和田(経3)から中安打が飛び出し、2死一、三塁と絶好のチャンスで大和(経3)が打席へ。「ここで打てたらヒーローだなと思っていた」(大和)。迎えた2球目をライト方向へ引っ張ると、この打球は鋭く抜けるタイムリーとなり、走者2人がホームイン。昨日に続き、頼れるキャプテンが土壇場でその存在感を見せつけた。

8回にも再びチャンスがやってくる。檜山(スポ3)が四球を選ぶと、続く田中(商2)の投ゴロの間に一気に三塁へ。そして打席には代打の奥(政策3)。食らいついた打球はしっかり前へ転がり、三塁走者が生還。「ようやくチームに恩返しをすることができた」(奥)。チームは3点リードで最終回の守りへ向かった。

7回から廣田に代わり、登板した大和がこの回もマウンドへ。相手9番打者に死球を与え、続く中安打で2死一、二塁のピンチを背負う。それでも最後は落ち着いて二ゴロに打ち取り、ゲームセット。新潟医療福祉大に3-0で勝利を収め、全国ベスト4を決めた。

「何とか明日も勝って決勝に進めるように、悔いのないように頑張りたい」(大和)。全国の頂点に君臨するまで残り2勝。大和組を有終の美で締めくくるべく、明日も全員野球で必ず勝利を掴み取る。(近藤真子)
(一) 田中 9
(二) 中川 5
(三) 栗原 7
(四) 岡本 3
(五) 石井 D
(六) 和田 4
(七) 大和 2
(八) 河村 8
(九) 檜山 6
P 廣田
バッテリー
(新潟医療福祉大)佐藤、杉山ー近藤
(同志社)廣田ー大和 大和ー石井