軟式野球部
HEADLINE

【軟式野球部】14年ぶりの全国優勝を達成!

TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
同志社 0 0 0 0 3 0 0 0 0 3 5 2
白鴎大 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 5 0

第48回全日本大学軟式野球選手権大会

 11月21日、くら寿司スタジアム堺(大阪府)で第48回全日本大学軟式野球選手権大会決勝戦が行われた。同志社は白鴎大学と対戦。同志社は持ち前の守備力で2点のリードを守り切り、3-1で試合終了。14年ぶりの全国制覇を成し遂げた。
 決勝戦の先発を任されたのは、エースの鈴木(経3)。初回、失策と四球でランナーを許すも、ショート檜山(スポ3)の好プレーもあり、立ち上がりを無得点に抑える。3回には二者連続安打を許すも、センター河村(文情1)の闘志あふれるプレーに救われ、ピンチを切り抜けた。その後はエースとしての修正力を見せ、6回を無失点に抑えた。「だいぶ疲れもあったが、気持ちで投げ切った」(鈴木)。今大会3試合に登板した鈴木。登板した全ての試合で相手に得点を許さない圧倒的な力を見せ、最優秀投手賞を受賞した。

先発の鈴木


 一方の打線は、初回から四球を絡めて得点圏にランナーを置くも、あと一本が出ず4回までノーヒットに抑えられる。しかし、5回に打線が爆発した。2アウトから中川(商3)がセンターへの安打で出塁。相手投手の暴投で二塁に進むと、岡本(商3)がライトへの適時二塁打を放ち先制する。続く石井(経3)がライトへの適時二塁打、和田(経3)がセンターへの適時打を放ち、2点を加える。4連打で3得点を奪取した。3年生が意地を見せた回となったが、その後はチャンスを作ることが出来ず、これが決勝点となった。

ポーズをする石井


 7回からは大和(経3)がマウンドに上がる。7回を三者凡退に抑えるも、8回にはソロホームランを浴びる。その後再び檜山の好守備に救われ、最少失点に抑えた。
 迎えた9回裏、抑えれば優勝が決まる緊迫した空気の中で、大和は先頭打者から三振を奪う。続く打者も危なげなく抑え、2アウト。しかし、守備にミスが出てしまい2死一塁とする。相手に流れが渡ったかと思われたが、大和の投げた5球目、打者のバットは空を切り試合終了。3-1で白鴎大学に勝利し、全国制覇を達成。14年ぶりの快挙に、選手たちはマウンドに集まり喜びをあらわにした。

投球する大和


 「本当に嬉しい気持ち。最後に優勝することができてよかった」(大和)。大和組の掲げた目標がついに叶った瞬間だった。有終の美を飾った3年生は今大会で引退。連覇という目標は次の田中組に託された。日本一を経験した1、2年生のこれからの活躍に注目したい。(文責・内藤美紀、撮影・近藤真子)

(一) 田中 9
(二) 中川 5
(三) 岡本 3
(四) 石井 D
(五) 和田 4
(六) 大和 2
(七) 栗原 7
(八) 河村 8
(九) 檜山 6
P 鈴木


バッテリー
(同志社)鈴木ー大和 大和ー石井

(白鴎大)横田、有馬ー伊藤

ページ上部へ