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【柔道部】全勝で団体優勝果たす

京都学生柔道大会(男子第74回 女子第25回)

 5月3日、京都産業大学第2体育館(京都府)で京都学生柔道大会(男子第74回 女子第25回)が行われた。何度も優勝経験がある今大会。同志社は去年に引き続き、団体優勝を果たした。

 京都大学との1戦目。メンバーは薬丸(文3)、永竿(法3)、高井、外村(政策3)、瀬戸(社3)、中村(法2)、菅本(商4)が出場した。相手の反則が目立ち次々と勝ちを収める。また上回生が一本勝ちを決め、全勝の7-0で2回戦へと進んだ。

 2戦目は立命館大学と対戦。メンバーは少し変わって、外村、瀬戸、高井、丹波(社4)、内田皓(法4)、菅本、永竿の7名で臨んだ。1人目の外村が相手の力強い技により倒れこんでしまい、立ち上がりから不安が募るスタートとなる。しかし、同回生の瀬戸が思いをぶつけ、なんとか勝利を獲得。高井が相手に一本負けするも丹波が開始直後に一本を取り、主将としての意地を見せつけた。序盤からピンチを招くも、最終的に3-2で立命大を倒した。

技を決める高井

 予選リーグAを1位で通過し、準決勝へと駒を進めた。準決勝の相手は京都産業大学。ここでも主将丹波の強さが垣間見える。その後外村が一本を取られ相手が盛り上がりを見せるも、1年生の高井が力を発揮。「先輩たちが励ましてくれたおかげで自分の柔道ができました」(高井)。ルーキーながら上回生相手に抑え込みで勝利を勝ち取った。3-1で京都産業大学を倒し、決勝進出を決めた。

勝利へ導いた菅本

 決勝戦の相手は、何度も今大会で優勝争いを繰り広げてきた龍谷大学。連勝記録を伸ばすべく、絶対に負けられない一戦。両者ともに譲らない展開が続き、引き分けが重なる。何度も技をかけるも最後の一手が決まらない。そんなシーソーゲーム状態を破ったのは、菅本だった。試合中盤、相手の体を力いっぱい持ち上げ、背負い投げで一本を勝ち取った。「一度負けたことのある相手だったので、絶対に勝つという気持ちでした」(菅本)。最終学年としての意地を見せつけ、しっかりと強さを発揮。菅本の一本が勝利を決定付け、今大会全勝で団体優勝を果たした。

笑顔を見せる内田(左)、丹波(右)

 新型コロナウイルスの影響で中止となった第71回、第72回を除くと、4連覇達成を果たした同志社。「チーム全体で頑張っていきたい」(丹波)。「一人一人努力できるようにこれからの練習に臨んでいく」(内田)。この勢いのまま、今シーズンの活躍にも拍車がかかる。【文責・藤田桃江、撮影・藤田桃江、早川京】

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