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【柔道部】73㌔級関西3位で全国への出場果たした

2024年度関西学生柔道体重別選手権大会

8月18日に、大浜だいしんアリーナ(大阪府)にて関西学生柔道体重別選手権大会が行われた。数多くの選手が出場する中、特に大健闘を見せたのは73キロ級の外村。終始圧倒的な強さを見せつけ関西3位に輝いた。

相手と向き合う外村

全国出場を目標に掲げ、毎日稽古を積み重ねてきた。所詮は天理大の前田と対戦。強豪校なだけになかなか技が決まらず互角な戦いを繰り広げる。GS(ゴールデンスコア)に突入するも、集中力を乱すことなく一本背負いを決め次戦へ繋げた。2回戦目の相手は近大の新本。接戦とはなったものの相手に指導が3つ言い渡され、相手の反則負けにより勝ち進んだ。

技ありを取った外村(政策4)

3回戦目の姫路獨協大の広原と対峙(たいじ)した。開始約30秒で大外刈りをかけ、技ありを取得。その約1分後、一瞬の隙をつき力強く投げつけ一本勝ちを喫した。勝てば全国出場が決定する4回戦目の相手は摂南大の佐々木。大一番となった試合は圧巻の勝利を飾った。試合開始わずか20秒で相手の力強く掴み、背負い投げ。一本とはならなかったが、技ありを奪った。その後大内刈りを決め、合わせ技一本。目標の全国への切符を掴んだ。

相手と組み合う外村

準々決勝の相手は、これまで三連敗していた大教大の宮下。今回こそ必ず勝利を挙げたいという強い気持ちが力の源となった。延長線へ突入するも均衡状態を破ったのは外村。一本背負いで因縁の相手を打ち破った。

続く準決勝は天理大の小幡と対戦し、今大会で一番長い10分以上にも及ぶ大接戦を繰り広げた。積極的に技をかけるもなかなか決まらず、体力的にも苦しい展開が続く。両者一本も譲らない大接戦を繰り広げるも、相手のほうが一枚上手だった。谷落(たにおとし)を食らい、一本負け。外村の挑戦は3位という結果で幕を閉じた。

賞状を手にした外村

目標の全国出場を達成した外村は「4年間で一番いい試合ができた」(外村)と今大会を振り返った。10月に行われる全国の舞台ではベスト4を目指し、有言実行を果たすべく歩み続ける。(早川京)

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