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【柔道部】実力発揮し、好成績残す

 12月8日、京都産業大学第2体育館で京都学生柔道段別体重別選手権大会(男子68回女子39回)が行われた。同志社からは男子12選手、女子2選手が出場し、選手権(無差別)の部では、高井(法2)が優勝。同じく、選手権の部で中村(法3)、ルーキーの村上(スポ1)が3位と好成績を収めた。

 高井、中村は2回戦、村上は1回戦から登場した。3者とも着実に勝利を重ね、準決勝まで駒を進める。中村の準決勝の相手は立命大の中川。「練習通りの動きができた。しかし、あと一つ指導が奪えず負けてしまったのが反省点」(中村)。体格差のある相手にも果敢に攻め続け、指導2まで相手を追い詰める。しかし、試合終了間際に技ありを奪われ、惜しくも敗戦した。

相手と対峙する中村

 一方、同志社同士の対決となった準決勝もう一試合。「高井君の胸を借りる気持ちで試合に臨んだが、やはり壁が高かった」(村上)。共に練習に励む先輩後輩対決を制したのは高井。圧倒的な強さを見せつけ一本で勝利し、決勝進出を決めた。

組み合う高井と村上

 緊張感が漂う中、決勝戦が始まった。対する相手は、準決勝で中村を破った中川。「身長差があり、奥襟を持たれると思っていた。足を使い、動きを止めないことを意識していた」(高井)。体格では相手が勝っていたものの、高井は全くひけを取らない。相手に流れを渡すことなく、合わせ技一本で勝利を収めた。結果は選手権の部優勝。2連覇を成し遂げた。

決勝戦に挑む高井

 試合後の選手たちの顔には笑顔が浮かんでいた。新チームになってから初めての公式戦。各々が日頃の練習の成果を発揮することができた。

試合後笑顔を見せる選手たち

 「全員がチームの目標に向かって集中し、高め合っていきたい」(中村)。この結果に満足することなく、チームはさらなる高みを目指す。来年こそは、全国ベスト16へ。今年越えることができなかった壁を打破するべく、これからも日々鍛錬を積む。(文責・大橋楓子、撮影・早川京、藤田桃江)

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