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【柔道部】全日本体重別個人戦、2回戦で散る

2022年度全日本学生柔道体重別選手権大会

 10月1、2日に日本武道館(東京都)で2022年度全日本学生柔道体重別選手権大会が行われた。同志社からは60㌔級の松田、81㌔級の瀬戸、90㌔級の丹波が出場。善戦するも全国の舞台で名をとどろかすことはできなかった。

 大会初日は男子60㌔級〜81㌔級の試合が行われた。81㌔級の瀬戸は1回戦から登場。初戦は高橋(弘前大)と対戦した。「相手が左組みで苦手意識があった」とやりにくさを感じながら試合に臨んだ。それでも積極的に技を仕掛け優位に試合を進める。GS(ゴールデンスコア)までもつれ込むも狙い通りの寝技で相手を押さえ込んだ。続く2回戦の相手は難敵竹市(国士舘大)。「勝ったらスターになれると思った」。しかし、今大会で準優勝を果たした相手になす術なく敗戦。2回戦で姿を消した。

相手と組む瀬戸(社2)

 一方、関西王者として全国に挑んだ60㌔級の松田。2回戦から登場し、南(日本文理大)と対戦した。「緊張して序盤から積極的にいけなかった」。初戦を勝ち上がり勢いのある相手に対してなかなか技をかけられない。すると、一瞬の隙を突かれ、技ありを取られた。そのままポイントを奪えず試合終了。実力差のない相手に敗れ、ショックを隠せなかった。

果敢に攻める松田(スポ4)

 2日目は重量級の90㌔級〜100㌔級の試合が行われた。シードで2回戦からとなった90㌔級の丹波。初戦は大西(明大)と対峙した。試合は両者技を掛け合い、一進一退の攻防が繰り広げられる。「長い試合になると思っていたので組み手で妥協しないように」。想定通り試合はGSへ。体力のすり減った相手の隙を狙うも、逆手を取られ技を決められた。「相手の方が一枚上手だった」。丹波も2回戦で敗れ、3選手の挑戦は幕を閉じた。

肩を落とす丹波(社3)

 2週間後には体重別団体戦、松田に加えて、シニアの講道館杯も控えている。次こそ1つでも多くの勝利を積み重ねたい。

(文責:丸山潤一郎、撮影:早川京)

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