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【剣道部】5人が全日本へ

 4月30日、おおきにアリーナ舞洲(大阪府)で第71回関西学生剣道選手権大会、第53回関西学生女子剣道選手権大会が開催された。男子チームは池田(経4)が第3位、ベスト8に加藤(商1)、ベスト16に藤﨑(商1)が入り、全日本大会出場権を獲得した。女子チームはベスト8に御手洗(商3)、ベスト16に堀(法2)が入り、全日本出場権を獲得した。

 7月に開催される全日本大会への出場権がかかった今大会。女子チームからは細田(スポ4)、有村(生命4)、御手洗、小船井(スポ3)、木村(経3)、堀、塚田(商2)が出場した。

 4回戦まで勝ち進んだ堀と御手洗。堀はなかなか一本が出ず敗退。御手洗は準々決勝まで進んだが、一本負けを喫した。しかし「落ち着いて余裕を持ち試合ができた」(御手洗)と振り返り、堀とともに昨年は叶えられなかった全日本大会出場への切符を手にした。

ベスト8の御手洗

 一方の男子チームは、山口(法4)、池田、中谷(経4)、片山(法4)、小倉(商3)、渡會(法2)、渡邉(スポ2)、森(法2)、加藤、藤﨑が出場した。

 1回戦では中谷と山口が敗退。主将の山口は2年前の同大会で準優勝を果たし、今年度も期待されていた。しかし予想だにしない結果に部員一同騒然とした様子だった。2回戦では7名の選手が3回戦へ進出。4回戦では池田、加藤、藤﨑が勝利を収め、この時点で全日本出場が確定した。

主将山口

 迎えた5回戦。池田と加藤の同門対決となり緊張感が漂った。「全てをぶつける想いで戦う」(加藤)と先輩相手にも怯むことなく挑んだが一本が出ず、惜敗した。藤﨑も攻めの姿勢を見せたが一本負け。加藤と藤﨑はここでコートを去った。

ベスト8の加藤

 初の準決勝に進んだ池田。相手にリードされ、一本を奪うことができず負けを喫した。「優勝しか見ていなかったので非常に悔しい結果です」。しかし、「気負わず楽しんで戦いたいです。目標は全国制覇」と全日本大会への意気込みを口にした。

第3位を果たした池田

 5人が全日本出場権を獲得。また、今大会が公式大会デビュー戦となった1年生も存在感をアピールし、今後の活躍が期待される大会となった。個々の課題を克服し、全日本大会に向けて稽古にまい進する。(古川亜依)

◎主将山口にインタビュー

――どのような気持ちで今大会に挑んだか

 全体目標として9月の関西団体優勝を掲げているため、今回の個人戦はその団体優勝への1つのステップとして考えていました。そのため、チームとしてもベスト4・8以上を1人でも多く出すことが目標でした。

――今回の結果を受け、今後チームとしてどのように戦っていくか

 結果としてベスト4に1人、ベスト8に1人と最低限の結果はチームとして出ました。しかし、ライバル校に優勝、準優勝を独占され非常に悔しい結果でした。勝負の世界というのは相対的なものであるため、この結果の危機感を覚え、個の力とチーム力の両方を向上させていきたいと考えています。

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