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【剣道部】全国の猛者に立ち向かう

第58回全日本女子学生剣道選手権大会 / 第72回全日本学生剣道選手権大会

 6月29日、30日に武蔵の森総合スポーツプラザ(東京都)で第58回全日本女子学生剣道選手権大会、第72回全日本学生剣道選手権大会が開催された。女子の部の塚田(商3)は一回戦敗退、男子の部の小倉(商4)は二回戦敗退、北川(経3)、手島(経3)、橋本(スポ2)は一回戦敗退となった。

 29日に行われた女子の部。今大会初出場の塚田(商3)は「緊張して固まるのではなく、楽しもう」と意気込みコートに立った。序盤から攻めの姿勢を崩さない。しかし、相手の得意技である小手を打たれるとその後も技を決め切れず惜敗。一回戦敗退となった。「攻め方は良かったが、相手の方が一枚上だった」と悔しさをにじませた。

竹刀を交える塚田

 30日に行われた男子の部には小倉(商4)、北川(経3)、手島(経3)、橋本(スポ2)が出場した。小倉は「自分の剣道ができれば、どんな相手でも必ず勝てる」と監督から掛けられた言葉を胸にコートに足を踏み入れた。主将の一戦に応援部員の声援にも力がこもる。その声に応えるかのように、小手と面で二本勝ち。二回戦へ駒を進めた。

 続いて手島が試合に挑んだ。関西大会3位の意地を見せたかったが、2本負け。「序盤は自分のペースだったが、最後相手のスピードにのまれてしまった」と敗因を分析した。その後の北川、橋本も敗北を喫した。

相手の様子をうかがう手島

 唯一二回戦進出を決めた小倉。関西大会の後、集中力を持続させることを課題として稽古を重ねてきた。稽古の成果が発揮され、相手に打つ隙を与えない。拮抗状態が続き、15分を超える長い延長戦に。体力の限界を感じたところに、小手を突かれ一本負け。最後の全日本個人戦の舞台を二回戦敗退で去った。

果敢に攻める小倉

 全国のレベルの高さを痛感した今大会。悔しい結果とはなったが、大きな舞台で得たものは大きいはずだ。「今回の負けを引きずることなく、団体優勝できるように頑張る」(手島)。この経験をチームでも共有し、9月に行われる団体戦に挑む。(古川亜依)

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