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【剣道部】全日本出場決定!

5月1日、おおきにアリーナ舞洲(大阪府)で第70回関西学生剣道選手権大会、第52回関西学生女子県道選手権大会が開催された。男子チームはベスト16に森本(スポ4)、渡會(法1)、小倉(商2)ベスト30に奥野(商4)、浅野(経4)が入り、全日本大会出場権を獲得した。

女子チームは、御手洗(商2)、小船井(スポ2)、原(社2)が1回戦敗退、細田(スポ3)が2回戦敗退、有村(生命3)、堀(法2)が3回戦敗退となり惜しくも全日本出場権獲得を逃した。

7月に開催される 全日本大会への出場権がかかった今大会。女子チームからは、御手洗、小船井、原、堀、有村、細田が出場した。

昨年、団体戦では約10年ぶりに全日本大会への出場権を獲得し、今年も全日本大会への出場を目指す女子チーム。

しかし、関西の猛者たちからなかなか一本を奪うことができない。開始早々に昨年団体戦メンバーにも選ばれた御手洗、小船井、さらに今年初めてメンバーに選ばれた原が敗退。厳しい戦いを強いられる。

その後、昨年全日本大会出場権を獲得した細田が2回戦敗退。有村、堀が3回戦へと駒を進めるも敗北。全日本大会出場は叶わなかった。

2回戦敗退となった細田
3回戦敗退となった堀

一方の男子チームは、森本、奥野、浅野、髙嶋(経4)、和田(商4)、山口(法3)、池田(経3)、中谷(経3)、小倉、渡會の10名が出場。優勝を目指し、各々が関西の強豪たちとの戦いに挑んだ。

1回戦では圧倒的な強さを見せ、全員が2回戦へと駒を進めた。2回戦では6名の選手が3回戦へと進出。全日本出場権獲得へ王手をかけた。

まず、3回戦に挑んだのは主将森本。相手に一本をあたえる隙を見せず2本勝ちとなった。この結果、主将としてのみならず大会一番乗りで全日本大会出場を決めた。その後も立て続けに、この日絶好調の副将浅野や渡會、小倉、奥野が勝ち進み、全日本出場が決定。5人の選手は目標として掲げた関西優勝に向けて新たな戦いが始まった。

一番乗りで全日本出場を決めた森本

4回戦では、森本、渡會、小倉が勝利を収め、ベスト16以上が確定。一方、浅野、奥野が敗戦し、ベスト30で試合を終えた。浅野は「調子がよかった分空回りしてしまった。先に(1本)をとって相手に取られたこと」と、敗因を分析。ミスをなくすことを意気込み、全日本での挽回を誓った。

迎えた5回戦。勝利すれば優勝へと近づく試合となる。最初に試合に挑んだのは森本。「始まってすぐに一本取られてしまって、その後に予想していた技とちがうものがでてきてそれに対応することができなかった」。相手にぺーすをつかまれ敗北。残る下級生渡會、小倉に後を託した。次に試合に臨んだのはルーキー渡會。何とか一本を奪うものの、相手からもう一本取りきることができず惜敗。環境の変化にも対応し、ベスト16で今大会を終えた。最後に試合をむかえることになったのは小倉。延長戦にもつれこむ接戦となった。体力不足により、粘り切ることができず一本負け。惜敗し、男子チームの試合を終えた。

ルーキーながらベスト16入りを果たした渡會

 5人が全日本大会出場権を獲得。また、上級生だけでなく、新たに下級生も頭角を現し、今後に期待が膨らむ試合となった。今年も安定した成績を残し、強さを誇示した剣道部。全日本まであと2ヶ月となった。関西大会での反省を生かし、全日本大会で一つでも上のステージに進むため稽古を積み重ねる。(杉山舞)

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