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【剣道部】最後の舞台が終幕

第73回全日本学生剣道優勝大会 

 11月16日にAsueアリーナ大阪で第73回全日本学生剣道優勝大会が開催された。
男子チームからは北垣(経3)、渡會(法4)、手島(経4)、藤﨑(商3)、山本(社2)、山下(スポ2)、橋本(スポ3)、加藤(商3)が出場。「有終の美を飾りたい」 (渡會)。 4年生にとって最後の大会が開幕した。「日本一を目指してやってきた」(橋本)。全国制覇を目標に掲げて厳しい稽古に打ち込んできた剣士たち。彼らの真価が問われる戦いの火蓋がついに切られた。

攻めの姿勢を見せる橋本


 初戦の相手は九州国際大。キャプテンの渡會が小手を繰り出しチームを勢いづける。その後藤﨑も出鼻小手を決め、続く山本と山下も飛び込み面で一本を奪取。「練習どおりやろうと言っていた」(渡會)。果敢な攻めが功を奏し初戦を突破した。

相手の様子を伺う山下

 2回戦では早稲田大と激突。「自分の責任を果たす気持ちでやった」(加藤)。先鋒の北垣が小手を決めるも相手に2本取られる。その後、次鋒の手島が小手返し面を決めるも勝敗はつかず主導権を握れない。「取り返したのは良かったが少し悔いが残る」(手島)。大将の加藤が小手と面を決めるも敗北。「チームは負けていたが2本勝ちできたのは良かった」(加藤)。勝利を逃したものの、加藤は大将としての役割を全うした。同志社は2回戦で敗北を喫し、全国の舞台を後にした。

攻勢に出る加藤

 4年生の最後の戦いが終結。「これまで悔しい思いもしてきたが、怪我なく終われて良かった」(手島)。4年間無事に走り切った手島は実業団でさらなる活躍を目指す。「キャプテンとしての一年は特にいい経験になった」(渡會)。同志社剣道部を統率した渡會は剣道人生に別れを告げた。引退したそれぞれの選手が新たなるステージへと歩みを進める。

相手に攻め込む渡會

 「新体制に向けて切り替えていきたい」(橋本)。選手たちはすでに次の舞台を見据えている。「これまでの経験を結果で恩返ししたい」(加藤)。今大会の雪辱を果たすべく、王者の座を目指しさらなる進化を遂げていく。

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