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【弓道部】鞆津が個人10位入賞!関西選手権

5月27・28日、グリーンアリーナ神戸(兵庫県)において第67回関西学生弓道選手権大会が開催された。同志社は個人戦、団体戦のそれぞれに出場。個人戦で鞆津(文情3)が10位入賞を果たした。

全チーム予選敗退となった京都選手権での雪辱を果たすべく、臨んだ今大会。1日目に男子団体予選、女子団体予選、男女個人予選、2日目に決勝に挑んだ。

初めに行われた男子団体予選には、同志社からAチームに鈴木(法4)、鞆津(文情3)、松井(理工2)、三谷(文3)、宮之原(スポ4)、Bチームに奥田(GC3)、田路(法3)、福田(政策3)、山根(文情3)、井倉(経済4)、Cチームに松嶋(GR2)、中西(経済4)、長内(政策1)、弓手(文情3)、黒岩(法3)が出場。A、B、Cの3チームで挑んだ。

団体予選では、5人×4射の合計20射での的中率を競い、上位16チームが翌日の決勝戦へと進む。「しっかり予選から高い的中を出して通過できるように」(宮之原)と意気込み、それぞれ射位に入った。同志社Aチームは、鞆津、宮之原が4射皆中し、計14中。Bチームは11中、Cチームは3中。11中が決勝進出のボーダーラインとなったが、Bチームが同中競射を勝ち抜き、A,Bの2チームが決勝進出を決めた。

男子Aチーム(左から鈴木、鞆津、松井、三谷、宮之原)

女子団体予選には、Aチームに川口(商2)、海老原(商4)、田中(理工4)、齋藤(文3)、Bチームに西澤(経済4)、南岡(生命2)、磯貝(文情3)、松吉(法3)、Cチームに佐々木(法3)、橋本(社2)、小島(文3)、岡本(政策3)が出場。

女子は齋藤が皆中し、Aチーム9中、Bチーム8中、Cチーム5中。男子に続いてAとBの2チームが決勝進出を決めた。

女子Aチーム(左から川口、海老原、田中、齋藤)

また、4射中3射的中が通過条件となる男女個人予選では、石原(文情3)が3中し通過。また、団体戦の結果より、鞆津、宮之原、福田、井倉、海老原、齋藤、磯貝、松吉が翌日の決勝戦への出場権を手にした。

的を狙う石原

2日目、まず行われたのは男子決勝戦。1回戦、同志社Aチームは大公杉A、Bチームは関西大Bと対戦した。Aチームは落ち前の三谷が皆中でチームを引っ張る。松井・宮之原も3中を出し、合計14中。14-8で勝利を収め、次戦に駒を進めた。Bチームは連続で矢を抜き、苦しい展開に。合計7中とし、1回戦敗退となった。続く2回戦、大前の鈴木が初矢を決め、順調な滑り出しになったと思われた。しかし、皆中が鈴木一人に終わるなど的中を伸ばし切れない。合計12中とし、大阪大Aに12ー14で敗れた。

女子決勝1回戦は同志社同士の戦いとなった。Aチームは2本目を全員が的中する。大前の川口が調子を落としていたが、4回生の海老原・田中がカバー。合計9中にまとめた。Bチームは西澤・松吉が3中出すも、チームの合計は7中。よって、Aチームが2回戦に進出した。2回戦は立命館Aと対戦。大前の川口が初矢が外すも、海老原・田中・齋藤は的中させる。しかし、本調子を出せず、苦しい展開となった。計10中で、12中の立命館Aに敗北。2回戦敗退となった。女子主将の海老原は、「練習では的中が出ていても、ここぞというところで決めきれないところがある」と課題を指摘。今後の練習で改善を試みる。

女子個人決勝では、磯貝が尺二1本目を的中。しかし、2本目は的を外し、3本目に進むことはできなかった。男子個人決勝戦では、1・2・3本目を鞆津・井倉が的中させ、八寸的に進んだ(個人戦決勝は4本目より八寸的が使用される。)。惜しくも八寸1本目は両者とも的を外す。しかし、八寸的を的中させたのは計5名だったので、5~10位決定戦の遠近競射に出場することが決まった。井倉の矢は逸れてしまったが、鞆津が放った矢は的の中央左下に命中。「率直に嬉しいです」(鞆津)。男子個人戦10位に輝いた。

個人10位で表彰された鞆津

団体戦では、予選を通過することができなかった京都選手権に比べ、男子A・B、女子A・Bの4チームが決勝進出。前大会から僅か2週間の中にも、確かな成長が見られた。

しかし、まだまだ課題も残る。男女主将は「個人の技術や、精神面の安定感はもっと磨いていかないといけない」(宮之原)、「次はもっと上に行けるように、より多くの人が予選通過できるように」(海老原)と振り返り、翌月開催の選抜大会に向けて飛躍を誓った。(撮影・文責:栗林真菜、番匠麻衣、城山歩美)

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