弓道部
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【弓道部】女子リーグ戦初陣飾る

関西学生弓道連盟令和7年度リーグ戦(女子部)

9月7日、同志社大学京田辺キャ戦パス弓道場(京都府)において令和7年度女子リーグ戦第1戦が行われた。同志社は龍谷大と対戦し、44―42で勝利。初陣を白星で飾り、2部優勝、そして1部昇格に向け好スタートを切った。

インカレ団体戦では無念の予選敗退となった女子部。悔しさをバネに、1部昇格を目指して練習を重ねてきた。「とにかく自分の射をすることを頑張ろう」(橋本・社4)。主将の声掛けのもと、初戦に挑んだ。

出場メンバーは大前から中村(文情3)、松井(理工3)、高埜(商2)、川口(商4)。2立目からは大前・中村に代わり浦方(心理3)、5立目からは、大前・浦方に変わり江美(神3)が入った。

矢をつがえる浦方

1立目、試合は波乱の幕開けとなった。緊張からか硬さが見えた同志社は4中にとどまり、苦しい立ち上がり。「ショックを受けると言うより驚いた」(橋本)。対する龍谷大は6中を記録し、先行を許した。(4―6)。

2立目、中村に代えて浦方を投入。布陣を変え巻き返しを試みると、川口が皆中。松井も3中と好調を示し、計10中を記録する。龍谷大は8中にとどまり、試合は振り出しに戻った。(14―14)。

落ち前に立った高埜

互いに譲らぬ展開が続く3立目。浦方と高埜がともに3中、川口も連続の皆中を達成し11中を記録。しかし龍谷大も気迫を見せ、2人が皆中。1中差のまま勝負は次立へと進んだ。(25―26)。

勝負所の4立目。同志社は流れをつかみたい場面でリズムを崩し、7中止まり。点差を広げられ、苦しい展開となった。(32―34)。

5立目、浦方に代わり江美を起用し雰囲気を一新。松井が皆中で勢いづけると、高埜、川口も3中と続き、計12中。この日一番の射を見せた同志社が最終立転に成功し、44―42で接戦を制した。

構える松井

「勝てたのはすごく嬉しいが、やはりまだ改善する部分がたくさんある。残り3週間、気持ちを切らさずにチーム一丸となって頑張ってきたい」(川口)。喜びをにじませつつも、視線はすでに次戦へ。初陣を白星で飾った同志社は、1部昇格に向け最高の滑り出しを見せた。次週はアウェイで迎える京大戦。悲願達成へ向け、勢いそのまま突き進む。(文責:市原理央、撮影:黒田周良)

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