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【弓道部】好勝負演じるも、リーグ戦黒星発進

9月11日、同志社大学京田辺キャンパス弓道場(京都府)で令和4年度男子リーグ戦第1戦が行われた。開幕戦は強豪立命大に112-131で敗れ、黒星スタートとなった。

オンライン開催の様子

4年生にとって最後の戦いとなるリーグ戦。今年もオンライン開催となり、馴染みある道場での開催となった。また、インカレや夏合宿を経て最大限技に磨きをかけてきただけあり、気合は十分。強敵・立命大との初戦に、全員が闘志を燃やしていた。

リーグ戦で与えられるのは、1人20射。約2時間の戦いを制するためには、チーム力だけでなく集中力が必至となる。同志社からは、前立に東本(スポ4)、三隅(商4)、鈴木(法3)、宮之原(スポ3)、後立に竹内(生命4)、田路(法2)、窪田(理工4)、山根(文情2)がスタメンとして出場。3立目からは、三谷(文2)、川地(スポ2)、5立目からは鞆津(文情2)が交代メンバーとして参戦した。

1立目から皆中した鈴木

天気に恵まれ、厳しい暑さの中試合は開始。1 立目から前立の勢いは止まらない。東本、鈴木が皆中を収め13中と、上々の滑り出しを見せた。一方の後立は2年生と4年生のメンバーで参戦し、9中。後半連抜きする場面が見られたが、半分以上の的中で1立目を終えた。

弓を引く東本

続く2立目は、大前の東本が1本目から外すと、弐的三隅も連続でミス。その後、全員で立て直しを図るも細かいミスが響き、10中にまで点数が落ち込んだ。また、後立も竹内、田路が調子を取り戻せず、6中まで低下。2立目終了時点で、38-50と12点差をつけられた。

後半巻き返した宮之原

挽回を期して挑んだ3立目。前立メンバーが怒涛(どとう)の巻き返しを見せる。慎重に狙いを定めつつ、軽快な流れで3人が皆中。道場中に、拍手が連続で鳴り響いた。後立も後に続き、窪田が皆中。12中まで回復した。しかし、相手も13中、15中と安定した射で高い的中数を維持。ラストは前立が15中で対抗するも、総合力で及ばず112-131で敗北を喫した。

目標は前立70中、後立60中の合計130中をとり、1部へ昇格すること。また4年生は、ここで関西上位9位以内に入り、全国選抜大会出場権という置き土産を残したい。夏休みの練習を経て、確かな手応えはつかんでいる。次戦の相手は京大。竹内組ラストを笑顔で締めくくるため、まずは確実に1勝を取り返す。(濱田夏実)

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