弓道部
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【弓道部】窮地乗り越え、開幕戦白星スタート

9月11日、同志社大学京田辺キャンパス弓道場(京都府)で令和4年度女子リーグ戦第1戦が行われた。開幕戦を龍谷大50-49で勝利し、幸先良いスタートを切った。

インカレ団体戦で決勝進出、個人遠的で齋藤(文2)が優勝など、目覚ましい成長を遂げている女子チーム。夏合宿などの厳しい練習を乗り越え、ついに1部昇格への挑戦が始まった。

出場メンバーは、川口(商1)、海老原(商3)、田中(理工3)、八幡(社4)の4人。1人20射行い、4人合計80射の的中数を競う。 3立目からは、海老原に代わり橋本(社1)が交代で入った。

行射する田中

今年度もオンラインでの開催となり、相手校の顔や調子をうかがえない中、試合は開始。1立目から仲間のミスを素早くカバーするなど、チームワークを発揮した。3人が3中と安定感を見せ、この回を10中に留めると、2立目では川口が皆中。他メンバーが伸び悩む中、危なげない射でチームを鼓舞し、この回も10中に終わった。

弓を引く橋本

流れをさらに変えるべく、3立目からは海老原に代わり1年生の橋本が参戦。大学初の公式戦に緊張が走るが、3中でスタートした。また、最高学年としてチームをけん引する八幡も見事皆中を収める。この回で11中まで立て直し、相手にリードを許さなかった。

しかし、龍谷大も懸命に巻き返しを図る。2立目で7中と、落ち込んだものの1.3.4立目で10中。4立目終了時点で40-37と2点差にまで追い上げてきた。

実力を見せつけた川口

そして迎えた運命の5立目。相手に逆転のチャンスがある場面でも、女子チームの強みであるチームワークを見せつける。仲間のミスをカバーし合い、終始安定した的中数で試合を終えた。結果は50-49と1中差で勝利。仲間同士で補い合う戦法が、今回の結果につながった。

チームをけん引した八幡

「最後まで自信を持って引くことが大事なんだと感じた1日だった」(八幡)。仲間や自分のミスを引きずることなく、全員が一本一本に集中した今試合。「どんどん的中率は上がってきている」(八幡)と成長の兆しを見せた。

次戦は、関西選手権団体戦で敗北を喫した京都橘大と戦う。楽しむプレーを大切にする女子チーム。今回の勝利で再確認した自信を確信に変え、一丸となって戦う。(濱田夏実)

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