ラクロス部(女子)
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【ラクロス部女子】伝統の同立戦、快勝収める

 4月16日、同立戦が立命館大学クインススタジアムで行われた。伝統となる立命館大との一戦。声出し応援が可能となってから初の試合で、應援團も駆けつけ活気あふれる試合となった。春期間に蓄えた実力を相手にみせつけ点差を離し15―3で勝利した。

コロナ明け初の声出し応援

円陣を組む

 2回生から4回生まで多くの選手が出場した今試合。前半戦、立命館ボールで試合を動かすも、練習で強化したDFを発揮しターンオーバー。自陣のOFでは敵を寄せ付けずゴールへ進む。「下級生の1:1で生まれたチャンスが多かった」(平井・生命4)。奥洞(文3)のシュートが攻撃の起点となり勢いに乗った同志社は第1Qで相手を無失点に抑え6連続得点。MVPに輝いた羽場(生命3)を中心に得点を重ね9-1の8点リードで前半を終えた。

ボールをキャリーする篠原(商3)

「1Qの立ち上がりが悪い」(平井)。勢いに乗った前半戦に比べ失速し相手にポゼッションを奪われる。しかし屈強でハイプレッシャーと連携したプレーで応戦。後半8分のGKの好セーブが光り逆境を乗り越えた。最後まで相手を引き寄せず15―3で快勝を収めた。

MVPを受賞しインタビューを受ける羽場(生命3)

 春期間は3回生が中心となって練習や試合が行われる。下級生に対して主将平井は「今年の理念である『自ら考え成長し続ける選手』になるために、先輩の指示や統率に頼らず、全員がなりたい自分、なりたいチームと思える組織を作っていってほしい」と語った。白星を挙げた今試合で、成果とともに新たな課題が挙げられた。秋リーグで集大成を発揮できるよう、一つ一つの課題と向き合い、更なる成長を遂げる平井組に期待が高まる。(長瀬来瞳)

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