
2023年度関西学生ラクロス新人戦ウィンターステージ
12月16日、2023年度関西学生ラクロス新人戦ウィンターステージ決勝トーナメントが鶴見緑地第2球技場(大阪府)で行われた。準々決勝、準決勝と順調に駒を進めた同志社。決勝では合同チームを破り、見事関西制覇を果たした。
サマーカップでは優勝を逃し、悔しい思いを経験した選手たち。その悔しさを必ず晴らすという強い気持ちで今大会に臨む。
準々決勝では合同チームに6-0で勝利し、続く準決勝の相手は強敵の関学大。序盤から持ち前のスピードで相手を翻弄し、前半で一気に相手を引き離す。

3ー1で試合を折り返し、後半に突入。なかなか得点を挙げることが出来ない苦しい時間が続いたものの、最終的に2点のリードを守り抜き、試合は終了する。同志社最大のライバルであった関学大に勝利し、選手たちは涙ながらに抱き合った。「自分たちのやってきたことが身を結んでみんなで勝てたのが良かった」(羽場由・医シス)。

そして決勝戦を迎える。相手は、大阪大、大体大、関大、佛大の合同チーム。開始3分、福岡(法1)が縦のワンで相手を振りきり、そのままシュートを決め、見事先制点を挙げることに成功する。その2分後、相手のフリーシュートが決まり、同点に追いつかれ、前半が終了。後半開始直後、羽場由のロングランから勢いあるシュートが決まり、会場を沸かせる。このシュートで完全に勢いに乗った同志社。その4分後、ドローを自取りした福岡が猛スピードでゴールへ一直線。力強いシュートが決まり、またしても相手を突き放す。

終了間際には羽場由からゴール前でボールをもらった本久(法1)が華麗にシュートを決め、5-2で試合が終了。サマーカップでの悔しさを糧に見事関西制覇を成し遂げた。
次の舞台は3月に行われる全国大会。「関西代表としてしっかり戦いたい」(福岡)。彼女たちの目標はもちろん全国制覇。さらなる高みを目指して飛躍を続ける彼女たちの姿から目が離せない。(文責・近藤真子、撮影・川口桃佳)