ラクロス部(女子)
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【ラクロス部女子】新人戦の舞台で準優勝

日清食品presents第2回ラクロス全日本学生新人選手権大会~あかつきカップ~

 3月15日~3月17日にかけて、第2回ラクロス全日本学生新人選手権大会が美作市総合運動公園(岡山県)で行われた。昨年の12月に関西地区で行われた予選で見事優勝を果たし全国への道を切り開いた同志社。このチームで行う最後の大会に一致団結して臨むみ全国の舞台で準優勝を受賞した。

 予選の2試合が行われた初日。初戦の相手となったのは徳島大、松山大、高知大の3チームで構成された中四国2位。開始4分、羽場由(新生命2)からパスをつないだ岩口(新政策2)が先制点を奪取し、ドローを制した福岡(新法2)が相手を寄せ付けることなく得点を連取した。1試合目を8-1で終え幸先の良いスタートを切ると、第2試合でも福岡、羽場由、蓑田(新政策2)がブレイクでパスをつなぎ得点を重ねる。後半では疲れがパスに影響しポゼッションの維持ができない場面が続くも、相手の隙を突いた福岡がシュート。試合を9-1で終えた。

先制点を決めた岩口

 2日目は予選の第3試合と準決勝が行われた。東海地区(福島大・東北大)を相手に挑んだ第3試合では初日で課題となったグラボの寄りやクリアでのミスを修正し着実に点数を重ねる。細かいパスでゴールを攻めラスト10秒で稲田(新スポ2)が力強いシュートを決めた。9-1で勝利を収めた彼女たちは予選を1位通過し、準決勝に駒を進めた。相手に立ちはだかったのは中四国1位(岡山大、広島大、山口県立大)。樫本(新社2)が鉄壁のディフェンスで相手のシュートを止めパスを受け取った松本(新スポ2)がネットを揺らしチームを盛り上げた。後半戦でも福岡と福井(新心理2)がフリーシュートで得たチャンスをものにし、対戦チームの細かいパスミスなどを見逃さずポゼッションを維持。9点を獲得した同志社は相手に1点も取らせることなく試合を終え、決勝戦への切符を手に入れた。

ボールをキャリーする福岡

 優勝が目前に迫った最終日。決勝戦の相手には強豪慶大が立ちはだかった。「相手はフィジカルもスピードもあるので自分たちも勢いに乗って攻めたい」(福岡)。ドローからスクープを奪われた同志社は開始30秒で先制点を許す。前日の夜に雨が降ったことでグラウンドはいつもより滑りやすくなっていた。相手のボールに必死に食らいつくが、ターンオーバー後にポゼッションを維持できず追加点。0-3で試合を折り返し、気持ちを切り替え挑んだ後半戦を迎えた。繰り返し迫りくる相手のシュートをゴーリーの樫本が守るも、ラスト3分で4点目を献上。何とかして1点を取りたいと終了まで残り1分を切る中、羽場由にフリーシュートが与えられる。しかしそのボールは相手のディフェンスにより阻まれ、試合は0-4で幕を閉じた。

シュートを止める樫本

 昨年行われたウィンターステージ以降はオフ期間に入ったものの、努力を惜しまず一致団結して上り詰めた決勝戦。「同期最後の試合で優勝を逃したのはとても悔しいが、この同期と一緒にここまでこれて本当によかった」(福岡)。今大会で数々のファインプレーを見せ感動を与えてくれた彼女たちの活躍に今後も目が離せない。(文責・川口桃佳、撮影・近藤真子、川口桃佳)

笑顔を見せる選手たち
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