ラクロス部(女子)
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【ラクロス部女子】関大相手に激戦制す

第34回関西学生ラクロスリーグ戦

 7月27日、第34回関西学生ラクロスリーグ戦第1戦がヤンマーフィールド長居(大阪府)にて行われた。同志社は関大と対戦。序盤にリードを許すも、最後は猛攻を見せつけ、16-10で勝利を飾った。

 昨年惜しくも果たすことが出来なかった関西制覇を今年こそ成し遂げるべく、迎えたリーグ戦初戦。「勝つことはもちろん、しっかり大差をつけて勝ち切ろう」(篠原・商4)と意気込みを語った。

 第1Q、ドローをものにしゴール前を作ると、篠原がすぐさまワンを仕掛ける。相手ディフェンスを抜いた直後に放ったシュートはゴールネットを揺らし、わずか20秒ほどで先制に成功した。しかしその後は3点連続で失点を許し、厳しい展開が続く。それでも篠原、奥洞(文4)、羽場遥(生命4)が負けじとシュートを決め4-4で1Qが終了した。

笑顔を見せる篠原

「改めてリセットして挑もう」(篠原)と迎えた第2Q。ポゼッションを維持し、ボールをゴール前まで運ぶと白井(社3)が相手ディフェンスのファールを誘い、フリーシュートを獲得。これを確実に決めきると、その後も木下(商4)、尾崎(文4)が連続で得点に成功する。2Q終了間際には再び奥洞のショットが決まり、8-5で前半を折り返した。

ボールをキャリーする木下

 第3Q30秒、羽場由(生命2)がゴール裏から得意のワンで相手を翻弄させると、そのままスピードに乗り、豪快なシュートを決める。その後は両者1点ずつ得点し、10-6で迎えた12分。ボールを保持していた木下がゴール前でフリーになった中尾(政策3)に針の穴を通すようなパスを出すと、そのまま振りかぶりシュート。連係プレーでもたらした1点は、観客を大いに盛り上げた。そして11-6と5点差をつけ、最終Qにつなげた。

 迎えた第4Q、裏から仕掛けた羽場由に対してパスをもらった羽場遥のシュートで1点を追加すると、その後も得点を重ねる。13分には、ゴール前でパスを受けた岩口(政策2)が鋭いショットを放ち、さらに相手を引き離した。終了間際には1点を献上したものの16-10と大差をつけ、勝利を収める。リーグ戦初戦を白星発進し、自信につながる一戦となった。

喜びをあらわにする岩口

次戦に控えるのは、昨年の関西王者である関学大との大一番。「今日出た課題を全員で克服してしっかり準備していきたい」(篠原)。次戦でも必ず勝利を挙げ、今年こそ王座を奪還せよ。(文責・近藤真子、撮影・金海彩夏、早川京)

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