ラクロス部(女子)
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【ラクロス部女子】大一番で勝利叶わず

第34回関西学生ラクロスリーグ戦

 8月12日、第34回関西学生ラクロスリーグ戦第2戦がヤンマースタジアム長居(大阪府)にて行われた。同志社は関学大と対戦。序盤は同点で拮抗するも、相手の流れにのまれ、5-9で敗北を喫した。

 過去2年、関西決勝で勝ち切れていなかった宿敵に白星をあげるべく、迎えた大一番のリーグ戦第2戦。「全員が勝てる自信を持って入った」(篠原・商4)と語った。

 第1Q、攻守交代が激しく両者とも一歩も譲らない厳しい状況であった後、開始10分、同志社のファールによって与えられたフリーシュートを決められ、先制点を奪われた。すぐさま立て直し、ドローを制してポゼッションを獲得。スピードに乗った木下(商4)は、3人の相手ディフェンスを華麗にかわす勢いのあるワンを披露。力強いショットでゴールネットを揺らし、攻めに苦戦しながらも同点に追い付いた。それでも積極的に攻め続けたが、点差を広げることはできず1-1で1Qが終了した。

ボールをキャリーする木下

 ドローゲットに成功し、同志社の攻撃から始まった第2Q。開始2分、強い攻め気を見せた羽場遥(生命4)が相手DFのファールを誘い、フリーシュートで貴重な2点目を得る。直後のドローでは相手の不正なドローによって白井(社3)のポゼッションとなり、足の速さを生かしてボールを進める。白井から尾崎(文4)にパスを繋ぎ、豪快なシュートで連続得点に成功。2点リードとなった。しかしその後、相手に強い1対1を仕掛けられ、点差を縮められる。和多田(社4)のセーブで同志社のゴールを守り続け、両者得点がないまま3-3でハーフタイムを迎えた。

ワンを仕掛ける尾崎

 「イーブンの気持ちで切り替えよう」(篠原)と同点で迎えた第3Q、羽場遥の見事なドロー獲得からのランニングシュートで開始15秒で得点を得た。その後、同志社は粘り強いディフェンスを見せるも、ファールによって相手にフリーシュートを与えてしまう。シュートを確実に決め切られ、さらに巧みなクロスワークと正確なパスでリードを広げられた。相手のシュート直後にホイッスルが鳴り、2点リードを許したまま3Qが終了した。

 最終Q、「落ち着いていつも通りにやろう」(篠原)と声をかけた。互いに1対1を仕掛けるも、ミスが続き、なかなか得点には繋がらない。得点が動いたのは開始7分。相手に続けて2点を取られ、4点ビハインドとなる。その後、羽場のフリーシュートで1点を取り返すが、またもや1点を許してしまい、5-9で試合終了。長年のライバルである関学大への勝利は叶わなかった。

攻める羽場遥

 次戦は京都大との試合である。残りのリーグ戦4戦をしっかり圧勝で勝ち切り、決勝の舞台で再び会うことを誓う。「決勝では関学大に万全の準備をして挑みたい」(篠原)と意気込みを語った。(文責・津田花暖、撮影・近藤真子、益野瑛真)

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